忍者ブログ

高岡ふるさと応援隊会員No.0001のブログ

高岡市の情報をゆるーく発信。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

瑞龍寺前の「気になるあの看板」について、検証してみた



こちらは、高岡でも特に有名な史跡、国宝瑞龍寺
高岡開町の祖・前田利長公の菩提寺です。





その門前に、こんな看板があるのはご存知でしょうか。





(2014年撮影したものなので、現在は看板の場所が変わっています)




瑞龍寺の約870m(八丁)東に位置する「前田利長公墓所」を説明する看板ですが、
この看板をよく見ると・・・。







(この写真は先日撮影したもので、看板も現在の位置にあります)



とても興味深いことが書いてあります。


かつて利長も城主を務めた、二上山の「守山城」と、
「瑞龍寺」「利長公墓所」をそれぞれ直線で結ぶと、直角三角形になると。
また、「守山城」と「利長公墓所」を結ぶ直線上に、「高岡城」があると。

そして、それぞれの直線を更に延ばすと、利家・利長が生まれた「荒子」(現在の名古屋市中川区)、徳川家康の「岡崎城」(愛知県岡崎市)に至るという。





学生の頃から気になっていたこの看板。







せっかくなので、「Googleマップに直線を引く」という素人的なやり方で、検証してみましたw








まずは、「守山城」「荒子城」「岡崎城」を結ぶ三角形を作り、
「瑞龍寺」「利長公墓所」「高岡城」がその辺上に位置するかどうかの検証です。






(以下の画像は、Googleマップより)



はい、作りました。








それぞれの頂点を拡大します。
こちらは「守山城」です。








こちらは利家・利長の生誕地「荒子城」。
現在は冨士権現天満宮というお宮さんがあります。
実は2018年12月に私も訪れました。










そして、徳川家康の「岡崎城」。
日本百名城にも選ばれています。








さて、いよいよこの三角形で、高岡市街地を見てみると・・・・。









あああああああ残念・・・・。

結構ずれていますね・・・。
さすがに正確な日本地図もない時代。
これくらいの誤差は出てしまいました。

でも、「誤差の範囲」でしょうね。









となると、もうひとつ検証しなければいけなくなりました。

今度は、こんな三角形を作りました。












そう、今度は「守山城」と「瑞龍寺」「利長公墓所」を結んだ線が、どこに至るかの検証です。

その前に・・・。
この地図を見ていただければわかる通り、「守山城」「利長公墓所」を結ぶ線上に、「高岡城」がありますね!

これは間違いありませんでした。







さて、だいぶ適当に作図しましたが、愛知県側を見てみると・・・。


まず、「高岡城・利長公墓所」側の延長線上は、なんと「浜名湖」に至りましたw
うなぎ食べたいですね・・・。



一方、「瑞龍寺」側の延長線上は・・・愛知県の長久手、知立、西尾あたりに至ることがわかりました。
(画像の地図では、知立市中心部まで結んであります)








あくまで、素人発想ですので、専門的な検証ではないことをご了承ください・・・。





こういう検証の結果ではちょっと誤差がありましたが、
やはり「そういう思いを持って作られた(と思われる)」というストーリーが何よりも大事で、それが正確かどうかは正直どうでもいいのかもしれません。

というわけで、このブログは、あくまで「ひとつのトリビア」として読んでいただけたらと思いますw


PR