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観光・イベント情報 2020/08/13 瑞龍寺前の「気になるあの看板」について、検証してみた こちらは、高岡でも特に有名な史跡、国宝瑞龍寺。高岡開町の祖・前田利長公の菩提寺です。その門前に、こんな看板があるのはご存知でしょうか。 (2014年撮影したものなので、現在は看板の場所が変わっています)瑞龍寺の約870m(八丁)東に位置する「前田利長公墓所」を説明する看板ですが、この看板をよく見ると・・・。 (この写真は先日撮影したもので、看板も現在の位置にあります)とても興味深いことが書いてあります。かつて利長も城主を務めた、二上山の「守山城」と、「瑞龍寺」「利長公墓所」をそれぞれ直線で結ぶと、直角三角形になると。また、「守山城」と「利長公墓所」を結ぶ直線上に、「高岡城」があると。そして、それぞれの直線を更に延ばすと、利家・利長が生まれた「荒子」(現在の名古屋市中川区)、徳川家康の「岡崎城」(愛知県岡崎市)に至るという。学生の頃から気になっていたこの看板。せっかくなので、「Googleマップに直線を引く」という素人的なやり方で、検証してみましたwまずは、「守山城」「荒子城」「岡崎城」を結ぶ三角形を作り、「瑞龍寺」「利長公墓所」「高岡城」がその辺上に位置するかどうかの検証です。(以下の画像は、Googleマップより)はい、作りました。それぞれの頂点を拡大します。こちらは「守山城」です。こちらは利家・利長の生誕地「荒子城」。現在は冨士権現天満宮というお宮さんがあります。実は2018年12月に私も訪れました。そして、徳川家康の「岡崎城」。日本百名城にも選ばれています。さて、いよいよこの三角形で、高岡市街地を見てみると・・・・。あああああああ残念・・・・。結構ずれていますね・・・。さすがに正確な日本地図もない時代。これくらいの誤差は出てしまいました。でも、「誤差の範囲」でしょうね。となると、もうひとつ検証しなければいけなくなりました。今度は、こんな三角形を作りました。そう、今度は「守山城」と「瑞龍寺」「利長公墓所」を結んだ線が、どこに至るかの検証です。その前に・・・。この地図を見ていただければわかる通り、「守山城」「利長公墓所」を結ぶ線上に、「高岡城」がありますね!これは間違いありませんでした。さて、だいぶ適当に作図しましたが、愛知県側を見てみると・・・。まず、「高岡城・利長公墓所」側の延長線上は、なんと「浜名湖」に至りましたwうなぎ食べたいですね・・・。一方、「瑞龍寺」側の延長線上は・・・愛知県の長久手、知立、西尾あたりに至ることがわかりました。(画像の地図では、知立市中心部まで結んであります)あくまで、素人発想ですので、専門的な検証ではないことをご了承ください・・・。こういう検証の結果ではちょっと誤差がありましたが、やはり「そういう思いを持って作られた(と思われる)」というストーリーが何よりも大事で、それが正確かどうかは正直どうでもいいのかもしれません。というわけで、このブログは、あくまで「ひとつのトリビア」として読んでいただけたらと思いますw PR http://kirittotakaoka.ria10.com/kankou/202008131300瑞龍寺前の「気になるあの看板」について、検証してみた