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高岡ふるさと応援隊会員No.0001のブログ

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富山と高岡を結ぶ新たな一本道を走ってみた

皆様、富山県内にこんな一本道(?)があるのをご存知でしょうか。













富山市の富山東高校前から始まり、新屋・天正寺などの県道56号(富山環状線)、掛尾町から砺波市花園町までの国道359号、砺波市内から高岡市中保までの県道66号(高岡砺波線)などを経由し、五位小学校前(旧東五位小学校)まで至る道です。

なんとまあ、見事な形で、富山と高岡という富山県の二大都市を結ぶ一本道なのです。




昨年12月に、国道359号の砺波東バイパスが全線開通したことにより、ついにこの長い一本道が出来上がりました。
もっとも、これはおそらく結果的にこうなった、という話だと思われます(笑)
「富山市街地の環状線としてできた道(県道56号等)」と、「富山市と砺波市を結ぶバイパスとしてできた道(国道359号)」と、「砺波市と高岡市を結ぶ裏道(県道66号等)」が、たまたま一本に繋がった、というところでしょうか。

ということなので、富山と高岡を結ぶ一本道としてはかなり遠回りですが、婦中や砺波を経由するので、面白いと思います。
(富山・高岡を結ぶ道は、「国道8号富山高岡バイパス」「県道44号富山高岡線(旧国道8号)」「太閤山・南郷大橋経由(複数の県道にまたがるため、正式名称はないと思われる)」の三本柱だと思います)




たぶん誰も注目していなかったと思うのですが、変なマニアの私は全線開通を心待ちにしていた一本道。
つい先日、富山市に用事があった際、念願叶って車で走破を果たしたのでありました。

・・・が、色々失敗。
一人ドライブかつ、車載カメラ等もないため、その様子を収めた映像・写真は一切ありません(笑)

今度、ちゃんと車載カメラ等を準備して、YouTubeに投稿するくらいのことを考えないとな・・・。








〇概要

距離:約46km(通常の富山・高岡間は20~25km程度なので、倍くらい)
時間:1時間40分くらい(この日は富山市内の混雑が大きく、ファボーレ抜けるまでに1時間近くかかった)






〇見どころ・感想等

~富山市 県道56号(富山環状線)など~

まず、スタート地点である「富山東高校前」。
国道415号との交差点にあたり、周辺には富山東高校の他、あいの風とやま鉄道東富山駅、運転免許センターやアルペンスタジアムなどがある場所。
ちょっと行けば海(浜黒崎)もある。

富山東高校から天正寺交差点までは、県道56号(富山環状線)。
天正寺交差点から長いカーブを経て、掛尾町交差点までは、ほぼ市道になります(一部県道65号の区間あり)。
市道部分も含めて、この区間は全て4車線で、富山市街の環状線の位置づけだと思われます。

さすが県都富山の市街地にある幹線道路。
沿道は郊外型の大型スーパー、量販店、チェーン店が多く並んでおり、高岡にはないチェーン店もいくつか見られます。
そのせいか、走ったのは休日ということもあり、掛尾町交差点周辺を中心に混雑していた印象です。

新屋交差点で国道8号、荒川東部交差点で国道41号と交差。




~富山市 国道359号~

掛尾町交差点で国道41号と交差すると、そこからは国道359号になります。
婦中大橋で神通川を越えると、平成の大合併前の婦負郡婦中町(現在は富山市)に。
婦中町は兄の母校があることから、小さい頃からよく訪れた場所です。

婦中町と言えば、大型ショッピングモールの「ファボーレ」
高岡のイオンモールと並び、県内二大ショッピングモールとされています。
この日はさすがファボーレ周辺まで交通量が多かったですね・・・。

また、神通川を越えてすぐの場所に、県内一の植物園である県中央植物園があります。

ファボーレを過ぎたら、一気に交通量が減り、スムーズになりました。
全線走破は1時間40分くらいでしたが、ファボーレを突破するまでに1時間近くかかりました。



JR高山本線の跨線橋と、井田川の速星大橋と大きな橋が続き、羽根交差点で4車線区間は終わり。
以降、全て2車線です(ただし、山間部には登坂車線があります)。

井田川・山田川を越えてすぐの場所にある「羽根ピースフル公園」も、好きな場所です。



その後、長沢(西)の交差点で、国道472号と交差。
かつての国道359号の長沢~外輪野間は、山田川沿いを通っておりましたが、今ではバイパス化されてあっという間です。

婦中町の山間部にある「いこいの村」も、思い出の地です。






~砺波市 国道359号~

砺波市に入り、花園町交差点で国道156号と交差するまで、国道359号の区間が続きます。
砺波市の山間部には「県民公園頼成の森」があり、市街地に入って花園町近くになると「チューリップ公園」があります。
砺波の有名な公園2つが、沿道にあるのです。

「砺波東バイパス」として、2000年頃から順次バイパス化整備され、昨年12月に全線開通となりました。
富山~砺波間のアクセスは、だいぶスムーズになったと思います。

となみ野大橋で、庄川を越えます。







~砺波市・高岡市間 県道66号など~

花園町交差点で国道156号と交差すると、そこからはいったん市道になり、城端線踏切を越えます。
(国道359号自体は別ルートとなり、金沢市に至ります)

それからすぐに、県道66号(高岡砺波線)の区間に入り、高岡へ向かいます。

この区間は、砺波市と高岡市を結ぶ「裏道」なので、砺波市街地を抜ければ、あとは田園風景を突っ走るだけ、という感じ。
沿道になんかある・・・というわけでもありません。

北陸自動車学校を過ぎ、あいの風とやま鉄道の踏切を越えた直後の「西高町交差点」からは、市道になります。
そして、五位小学校前で国道8号に至り、終了となります。
能越自動車道高岡インターチェンジや、道の駅万葉の里高岡の近くです。







普通に富山・高岡間を走るよりも倍くらい距離があるので、実用性はありませんが(笑)
興味のある方は、ぜひ走ってみてください。


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