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高岡ふるさと応援隊会員No.0001のブログ

「高岡ふるさと応援隊」会員No.0001による、高岡の情報発信等を目指したブログです。

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市民に知って欲しい!!北陸新幹線について①

もう2年後に迫っていますから、知人友人と北陸新幹線の話をすることも珍しくはありません。

しかし、あまりにも知られていない現実、色々あるような気がしました。
私は高校時代、学校や受験のお勉強を一切せずにそういったことばかり調べていたのでよく知っているのですが(笑)、こういう人間は例外中の例外で、たいていの人からは「えぇ、そうなの??」と言われることも多いのです。

無知が問題というよりも、行政やマスコミが全然知らせてくれないということが問題なのかな。

とりあえず、このままではマズいので、少しでも多くの人に北陸新幹線について知ってもらうため、当ブログで主観も入れながら色々説明していきたいと思います。
長くなりますが、興味のある方・・・というかない方でも一読していただきたいです。





目次
①そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?東京~金沢間
②そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?金沢~大阪間
③金沢~大阪間はいつ開通するの?
④不公平?東海道、山陽、東北(東京盛岡間)、上越の各新幹線との扱われ方の違い
⑤北陸新幹線開業後の並行在来線(JR北陸本線)はJRじゃなくなる??(後日更新)
⑥北陸新幹線開業後、特急サンダーバード・しらさぎは金沢止まりになる??(後日更新)
⑦「飛越能って?」・・・新高岡駅(仮称)についての色々(後日更新)
⑧・・・まだまとまっていないので、その他項目を思いつけば後日更新します(笑)





①そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?東京~金沢間

これ、意外と知らない人が多いです。
私も結構な人に説明したような気がします。

特に首都圏にお住まいの方ならよくご存知だと思いますが、高崎まで上越新幹線と並走(厳密に言えば併用)している「長野新幹線」という路線がありますよね?
あれを延長したものが「北陸新幹線」になります。

つまり、東京~長野間は既に開通済みです(長野オリンピック前の1997年10月)。
2年後に開通するのは、長野~金沢の区間になります。



ルート図(高岡市駅周辺・新幹線対策課ページより)

※北陸新幹線の駅(東京~金沢間)
東京→上野→大宮(ここまで東北新幹線と併用)
→熊谷→本庄早稲田→高崎(ここまで上越新幹線と併用)
→安中榛名→軽井沢→佐久平→上田→長野(ここまで長野新幹線として開業)
→飯山→上越(仮称)→糸魚川→新黒部(仮称)→富山→新高岡(仮称)→金沢



越後湯沢経由等を想像している方が結構いました。
どちらかと言えば、上信越自動車道と並走するルートですね。
加越能・西武などの高速バスのルートに沿う感じ。
上記リンクにあるルート図を見ていただきたいですが、長野から富山までが特に遠回りです(笑)





②そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?金沢~大阪間

再びルート図のリンクを載せますので、金沢~大阪間についても確認願います。

ルート図(高岡市駅周辺・新幹線対策課ページより)

金沢~敦賀間はだいたい現在の北陸本線や北陸自動車道などと並走するルートです。
南越駅(仮称)を除けば、小松駅、福井駅、敦賀駅など、現存する駅に新幹線が乗り入れる形になります。



※北陸新幹線の駅(金沢~敦賀間)
金沢→小松→加賀温泉→芦原温泉→福井→南越(仮称)→敦賀



一方、敦賀~大阪間ルートさえ決定していません
ルート案は3つあり、長年議論が続いているのです。

ルート案その1:小浜ルート
福井県小浜市、京都市亀岡市などを経由し、大阪(新大阪)へと至るルート。
リンクのルート図にある、オレンジ色の点線のルートですね。
当初最有力とされていたルートですが、京都駅を通らないこと、全く新しい路線を作ることになるので3つの案の中では一番建設費がかかることなどから、現在はほとんど考えられていません。

ルート案その2:米原ルート
敦賀からも北陸本線との並行を続け、滋賀県米原市にある東海道新幹線の米原駅に接続するルート。
小浜ルートよりは楽に建設できますが、東海道新幹線がダイヤいっぱいで走っているため米原~新大阪間の乗り入れが現実的に困難だし、じゃあ線路増設するかと言ってみれば土地買収が困難になります。
JRは「リニア中央新幹線が大阪まで開業すれば東海道新幹線の本数が減るので、将来的には大丈夫」みたいなことを言っているらしいですが、北陸新幹線よりも先にリニアができてしまう日本国って、私からしてみれば非常に悲しい。

ルート案その3:湖西線ルート
特急「サンダーバード」でもお世話になっている湖西線を利用するルート。
これについては、次の「③金沢~大阪間はいつ開通するの?」で詳しく説明します。





③金沢~大阪間はいつ開通するの?

ルートが決定している金沢~敦賀間2012年に国によって着工が認可され、これから本格的に工事が始まるものと思われます。
この区間の開業は2025年度末予定ということなので、2026年3月までには開業することになるでしょう。
13年後ですか・・・。

一方、ルートの決定していない敦賀~大阪間ですが、まずルートが決まらないことには工事もできないし、工事ができなければもちろん開業もできません。
というわけで開業時期未定というのが現実です。

ただ、昨年金沢~敦賀間の工事が認可された際、ひとつの方向性が示されました。
敦賀開業と同時に、富山~新大阪間に「フリーゲージトレイン」というものを導入するということだそうです。
「フリーゲージトレイン」を簡単に説明すると、新幹線・在来線両方の線路を走ることができる車両のことですね。
そしてルートは、湖西線ルートということになります。

北陸の関係者は、あくまでも最終的には「フル規格」(新幹線としての規模)での整備を希望し、この方向性に批判も出ています。
しかし、大阪までのフル規格整備の目処が立たない今、これしかないのではないでしょうか。
ルートさえ決まっていない、決まったところで予算がとれるかどうかも分からないのに、このままフル規格にこだわっていたら、全線開通は一体何十年後の話になってしまうのでしょう。
これは次回詳しく説明しますが、2年後の金沢開業と同時に大阪方面の特急「サンダーバード」は金沢で止まってしまうことが濃厚なんです。
フル規格整備が実現しないことよりも、正直こっちの方を問題視するべきだと思います。
もう2015年から2026年までの11年間は富山県民は我慢するしかありませんが、この我慢を更に引き延ばされたら、たまったもんじゃないです。





④不公平?東海道、山陽、東北(東京盛岡間)、上越の各新幹線との扱われ方の違い

現在、様々な新幹線路線がありますが、それらは3つに分類することができます。



グループ1
東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線(東京盛岡間)、上越新幹線

グループ2
北海道新幹線、東北新幹線(盛岡新青森間)、北陸新幹線(長野新幹線)、九州新幹線

グループ3
山形新幹線、秋田新幹線



まず、グループ3は、在来線を改良して「ミニ新幹線」という形で開業した特殊なケースですので、今回のお話とは関係ありません。

今回の問題は、グループ1とグループ2の違いです。
果たしてこの2つは何が違うのでしょうか。

グループ1は、旧国鉄のお金で建設された新幹線。
グループ2は、税金で建設されたいわゆる「整備新幹線」です。

これだけでは分かりにくいと思うので、もっと詳しく説明していきます。



~建設費~
グループ1:国鉄利用者による公平な負担(非沿線住民からも広く負担)。
グループ2:税金等による負担で、そのうち3分の1が地元負担

~建設の時期・期間~
グループ1:1964年東海道新幹線開業から始まり、1980年代までに開業。概ね着工から10年程度で全線開業が叶った
グループ2:グループ1と同じように計画が進められていたが、1970年代に事業が一度凍結された。1980年代後半に復活したものの、事業が本格化してきたのはだいたい2000年以降。部分部分での着工認可が必要となるため、最初の着工から全線開業までに何十年もかかっている現状。
凍結された間、またはその後に新幹線整備のルールが色々変えられてしまったことが全てですね。

~並行在来線の扱い~
グループ1:当たり前のように旧国鉄(現JR)が引き続き営業。
グループ2:新幹線開業後、原則JRから経営が分離(これは次回詳しく説明します)。経営分離された路線はほとんど第三セクターに引き継がれるが、中には廃止された区間もある(信越本線横川~軽井沢間)。やはり地元へ大きな負担が強いられるのだ。

~その他、グループ2の特性~
・政治利用を行う政治家がおり、「政治新幹線」と揶揄される。
・公共事業に否定的な世論(ただしこれはマスコミによる操作で出来上がったものだと私は思います)による非難の対象になる。




これ、「仕方ない」で済ませて良かったんですかね。
しかもJRはJRで、都合のいい路線(信越本線篠ノ井~長野間)なんかは経営分離しないんですよね。
とにかく、完全に北陸新幹線など整備新幹線は、東海道新幹線や上越新幹線らと比べて扱いがひどいと言わざるを得ないし、明らかに不平等なんですよ。
クーデターでも起こしていいレベルだと思います。

でも、結局は「仕方ない」で済ませるしかありません。
今更文句を言ったところで変わらないものは変わりません。
このような不当な扱いを受けながらも、念願は少しずつ叶いつつあります。
一時は北陸新幹線の開業は無理だと思われたわけですから。
今は素直に喜びましょう。
ただ、グループ1と違って、開業後も大変なのは忘れてはいけません。





今回で全部書くつもりでしたが、書いているうちにとてつもない文章量になりそうだったので、今日はこの辺でいったん終わります。
続きはまた後日更新します。

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