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新幹線と在来線の直通運転を可能にする「フリーゲージトレイン」に福岡町の技術

北日本新聞の記事(Yahoo!ニュースより)





北陸新幹線で東京との距離が近づく日も迫っておりますが・・・。

今回は大阪方面のお話です。





新幹線と在来線は、レールの幅が異なるため、直通運転が不可能でした。
(新幹線は標準軌の1,435mm、在来線は狭軌の1,067mm)

しかし、その新幹線と在来線を、走りながら車輪をスライドさせる「フリーゲージトレイン」(軌間可変電車、FGT)という技術によって、直通運転が可能となる日が近付きつつあります。



一番最初に実用化が目指されるのは、2021年度に開業予定の九州新幹線長崎ルートで、今年実用化に向けた最終試験に入るそうですが、その後2025年度の北陸新幹線金沢~敦賀間開業と同時に、富山~大阪間での導入も目指されています。

そして、この技術の地上装置の核となる「軌間変換装置」を、福岡町に主力工場を持つ鉄道分岐器メーカー「鉄道機器」(本社は東京都中央区)が担当しています。

「鉄道機器」や、鉄道機器が担当する「軌間変換装置」については上の記事を詳しく読んでいただきたいですが、フリーゲージトレインの技術は、将来的には新幹線と在来線の直通だけでなく、レール幅の違う私鉄や地下鉄などにも応用できるとのこと。
これは大きな話ですね。東京でも、どこだったか忘れましたが、直通したくてもレール幅の問題でできない路線があるので・・・。



もちろん、富山~大阪間の高速鉄道直通化はかなり大きいですよ。
金沢開業の際には富山~金沢間の在来線特急が廃止。少なくとも10年程度の間は富山~大阪間の直通が不可能となってしまいます。
このまま敦賀開業となると、今度は金沢~大阪間の直通さえ不可能となってしまうため、そんな中でのフリーゲージトレイン導入はまさに救世主です。
あくまでもフル規格での大阪開業にこだわる連中がフリーゲージに反対しているそうですが、ルートさえ決まらない区間のフル規格整備なんて、一体いつになるんだって話だし、どれだけ金かかるんだって話です。
フリーゲージトレイン技術の発展、そしてそれを担う福岡町の企業を応援していきたいと思います。

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