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高岡ふるさと応援隊会員No.0001のブログ

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これからの地域教育・・・

昨日、かつての先輩で現役小学校教員の方と、メッセンジャーでやりとりをしておりました。

「学校で教えることには限界があって、学校以外で教える活動をしたい」という先輩。
これからの教育のこと、やってみたいことなど、色々語り合っておりました。




自分が教育を受けている頃は、「教育」って大人から上から目線で言われるのがすごく嫌なタイプだったので(笑)、そんな人間が教育を語ることはできないなぁと内心思いながら・・・。
それに、学校以外の活動はほとんど参加しなかったタイプです(特に小学時代)。
あれですね、「午後に競馬中継見て、夕方笑点を見る」という生活スタイルは、小学4年から変わってないですもんね(笑)
つまり、日曜日はだいたい家にこもっていたということです。

しかし、まちづくり活動に参加するようになってからは、自然と小中高生を相手にする機会も出てきました。
特に大きかったのは、2016年に高岡JCで青少年育成の委員会に所属したこと。
夏休みに小学生を対象とした体験教育事業を運営したのは、自分にとってもいい思い出です。

また、同じく2016年の高岡JCの青少年育成や、高岡市選挙啓発サポーター「T-voice」にて、高校生対象の有権者教育事業に参加。
観光ボランティアガイド「やまたちばな」では、一度宿泊学習の中学1年生をガイドしたことがあります。
あとは、時々行う大佛三郎カステラ体験も、子ども向けですね。

でも、私自身人間ができていないのに、子どもたちと接するのは大変・・・と常々思います(笑)




とは言え、この歳になって、「教育って大事かもしれない」と思い始めている今日この頃。
「みらいづくり」も、「まちづくり」だなぁと思うのです。

そう思う理由は主に2つあります。




1つは、「地元に対する愛着は、小さいうちから持って欲しい」ということ。
大人でも、地元のよさをよく分かっていない、という状況がよく見られます。
それでも地元に残ってくれているだけいいと思いますが、若い時に「こんなまちは嫌だ」と出ていくのは、一番寂しいです。

最近は「総合的な学習の時間」や、高岡市独自の「ものづくり・デザイン科」で地域教育をするようになっていますが、それでもまだ足りないのかなと。
子どもたちが「高岡はこんなにいいところなんだ」と語れるくらいのまちがいいなと思うんです。

例えば高岡城ひとつとっても、「城なんてない」ではなく、「立派な城跡だ!」と言えるようになって欲しい。
もちろん大人にもしっかり教えなければいけないのですが、小さいうちから教える方がいいでしょう。

ただ・・・そういえば小学5年の「親子のつどい」で初めて国宝瑞龍寺を見学したのですが、
講師の先生の話、さすがにあまり入ってこなかったな・・・。
自分でさえ、文化財系の魅力を理解するようになったのは、高校時代でしたね(笑)




もう1つは、「お金に関する教育が、学校であまり行われていない」ということ。
まちづくり専門家の木下斉先生も、よく言っておられることです。

経済のことはもちろんですが、税金などお金に関することは、義務教育で詳しく学ぶ機会がありません。
高校や大学で、学科や学部によっては学べる・・・くらいです。
高校大学等でも学べなかった場合、社会に出ていきなり知るような話も多いと思います。

地域活性化にも必要な、「お金」のこと。
恥ずかしながら、私はその大切さを実感したのは、本当に最近のことです。

若い人が地域活性化に取り組むためには、教育段階での「お金」に関する学びが必要ではないかと思います。




先輩とのやりとりを通し、この辺をちょっと文章でまとめたいなと思った次第です(笑)
学校教育を動かすのはなかなか難しい話なので、先輩のやりたい「学校外での教育」と絡められたらいいなと思います。




ただ、繰り返しますが、私の小学時代は、学校外の活動にはほとんど参加しなかったのでしたw

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