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【イベント参加報告】【イベント参加報告】第29回 万葉集全20巻朗唱の会(10/5~7) その②

前回の更新→【イベント参加報告】第29回 万葉集全20巻朗唱の会(10/5~7) その①







第29回 万葉集全20巻朗唱の会。

3日目の10月7日(日)から。
・・・「から」と言いましたが、最終日。









3日目12時30分~。
高岡観光ボランティアガイド「やまたちばな」としての受付動員へ。
こちらも毎年恒例です。
ちなみに、去年までは市民体育館前でしたが、今年は体育館の中になりました。











受付動員の時、毎年ご一緒させていただくのは、『大伴家持の生涯』を描いた漫画。
本当にわかりやすく、大伴家持のことが学べる漫画です。
文苑堂書店などでも販売されていたかと思いますが、毎年万葉まつり会場では、作者の山下やすふみさんご本人から買うことができます!

また来年も楽しみですね!










未明、嵐の中の朗唱会場となった市民体育館。
万葉まつり期間中は、山野草展が開催されていました。
また、3日間音楽フェスも行われていました。












3日目14時20分頃。急遽朗唱出演その④。

・・・本当に急遽でした(笑)
しかも、1人で15首もwww







 (七夕の歌八首)
 4,306番 「初秋風 涼しき夕 解かむとそ 紐は結びし 妹に逢はむため」
 4,307番 「秋と言へば 心そ痛き うてて異に 花になそへて 見まく欲りかも」
 4,308番 「初尾花 花に見むとし 天の川 隔りにけらし 年の緒長く」
 4,309番 「秋風に なびく川辺の にこ草の にこよかにしも 思ほゆるかも」
 4,310番 「秋されば 霧立ち渡る 天の川 石並み置かば 継ぎて見むかも」
 4,311番 「秋風に 今か今かと 紐解きて うら待ち居るに 月傾きぬ」
 4,312番 「秋草に 置く白露の 飽かずのみ 相見るものを 月をし待たむ」
 4,313番 「青波に 袖さへ濡れて 漕ぐ舟の かし振るほとに さ夜ふけなむか」
 4,314番 「八千種に 草木を植ゑて 時ごとに 咲かむ花をし 見つつしのはな」
 4,315番 「宮人の 袖付け衣 秋萩に にほひ宜しき 高円の宮」
 4,316番 「高円の 宮の裾廻の 野づかさに 今咲けるらむ をみなへしはも」
 4,317番 「秋野には 今こそ行かめ もののふの 男女の 花にほひ見に」
 4,318番 「秋の野に 露負へる萩を 手折らずて あたら盛りを 過ぐしてむとか」
 4,319番 「高円の 秋野の上の 朝霧に 妻呼ぶ雄鹿 出で立つらむか」

 (兵部少輔大伴宿禰家持、独り秋野を憶ひて、聊かに拙懐を述べて作る歌六首
  天平勝宝七歳乙未の二月に相替わりて筑紫に遣はさるる諸国の防人等の歌)

 4,320番 「ますらをの 呼び立てしかば さ雄鹿の 胸別け行かむ 秋野萩原」










そして、3日3晩に渡る朗唱の会も、いよいよクライマックスを迎えます。








17時15分頃から、「フィナーレ招待朗唱」がスタート。





(高岡ケーブルネットワーク中継映像より)




3日目17時半頃。朗唱出演その⑤。
「やまたちばな」の代表代理として、フィナーレ招待朗唱に出演させていただきました。









(高岡ケーブルネットワーク中継映像より)




 4,484番 「咲く花は うつろふ時あり あしひきの 山菅の根し 長くはありけり」









(高岡ケーブルネットワーク中継映像より)





そして、本当に最後。

4,516首のラストである4,516番を、坂本信幸万葉歴史館館長と、フィナーレ招待朗唱者全員で朗唱しました。






 4,516番 「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事」







・・・こうして、「第29回 万葉集全20巻朗唱の会」も終幕を迎えました。

最初の更新でも書きました通り、今年は例年以上にガッツリと参加させていただきました。
結局、急遽出番が増えたりして、合計5回の朗唱出演(笑)
詠んだ歌は、5回合わせて34首くらいだったと思います。

しかも、市民体育館内での開催という歴史的瞬間にも立ち会えました。
そして、何といっても、恐らく一生に一度であろうフィナーレ招待朗唱への出演も果たすことができました。
本当に、忘れられない朗唱の会になりました。




高岡では色んな催しが開催され、どれも好きですが、
でも朗唱の会が、一番好きだなと改めて実感いたしました。




また来年。いよいよ30回目。今から楽しみですね!


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