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観光ボランティアガイド養成講座 山町筋・金屋町編(6/28)

前回の記事「観光ボランティア養成講座 伏木編(6/14)」




6月28日(土)。
観光ボランティアガイド養成講座の第3回目は、共に重要伝統的建造物群保存地区の山町筋・金屋町でした。

10時に山町筋観光駐車場に集合。
伏木の時はさすがに列車を使いましたが、今回は徒歩で行きました。
30分くらいかかりますが(笑)



集合場所・山町筋観光駐車場の隣にある山町筋防災施設の入り口付近。
土蔵造りの町並みの案内板がありました。





そして、その向かいには山町筋の代表的な家屋、重要文化財・菅野家があります。






今回の学習会は、2グループに分かれ、ボランティアグループ「あいの風」の皆様に山町筋を案内していただきました。
まずは、「高岡市土蔵造りのまち資料館」へ。
明治33(1900)年の大火後の復興によって作られた土蔵造りのまちの歴史や、
その家屋の構造等を学びました。

山町筋の土蔵造りの家は、外から見ることは多いですが、
中に入るのは初めてで・・・想像以上に大きくてびっくりしました。
あんなに大きかったんですね・・・。もちろん、資料館となっている家屋が山町筋でも特に大きいということもありますが。





資料館の見学を終え、山町筋の通りを歩きました。
これは初めて気づきました。「高岡郵便発祥の地」の碑。






そして、土蔵造りと並ぶ山町筋のシンボル、「赤レンガの銀行」こと富山銀行本店。
東京駅を設計した辰野金吾の監修で設計された建物です。

旧北陸街道の一部である山町筋は、かつては繁華街として栄えました。
現在は商業施設の多くが姿を消し、土蔵造りの住宅が多く並ぶ静かな通りとなりましたが、
赤レンガの銀行などの金融機関が多く残る風景は、繁華街の名残と言えるでしょう。







赤レンガの銀行の、道を挟んで隣には土蔵造りのスーパーマーケットがあります。




その後、高峰譲吉公園なども案内していただき、山町筋の学習会は終了。
金屋町方面へと歩きましたが、住宅地の細い路地を結構長いこと歩き・・・。

案内してくださったボランティアグループの方も仰っていましたが、
この徒歩はなかなかつらいものがありました(笑)
先日、御印祭の記事にも書きましたが、金屋町は行きづらさに大きな課題があるような気がします。





さて、金屋町に入り、ここからはボランティアグループ「町なみを考える藤グループ」の皆様に案内していただきました。



金屋緑地公園「高岡鋳物発祥地」の碑。
金屋町は、約400年前、加賀藩2代藩主前田利長が高岡の開町にあたり、
戸出西部金屋から7人の鋳物師を呼び寄せ、鋳物産業を始めさせた高岡鋳物の発祥地です。

金屋町ではまず、高岡市鋳物資料館を案内していただきました。
緑地公園と金屋町の石畳通りの間にある小さな資料館です。
館内では、資料館のスタッフの方に展示内容を説明していただきました。






こちらが、2012年に重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた、金屋町の千本格子の家並みです。
この美しい通りを歩いた後、金屋町に残る工房などを見学させていただき・・・







最後に、旧南部鋳造所・キュポラと煙突を案内していただきました。
こちらは現在パチンコ屋の駐車場にありますが、パチンコ屋駐車場の史跡というのもなかなか面白いなと思いました。




こうして、2時間半の現地学習会が終わりました。
ここからの帰りがまた大変だったわけですが・・・(笑)

山町筋や金屋町は、幼稚園や高校の近くだということもあり、普段から通る機会が多い場所でしたが、こうやって家屋の中まで見学させていただくのは初めてだったので、大変勉強になりました。
長い距離を一緒に歩いて案内してくださったボランティアグループの皆様、本当にありがとうございました。




また、この日の様子は、翌29日(日)の富山新聞朝刊にも取り上げられまして、私も写っておりました(笑)

次回は7月12日(土)、古城公園と高岡大仏ということで、また楽しみです。


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