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高岡ふるさと応援隊会員No.0001のブログ

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富山県出身のプロスポーツ選手で全国的な活躍をしているのに、県内であまり話題にならない人がいる話

中央競馬は先週の日本ダービー、そして今週末の安田記念で盛り上がっておりますが、
地方競馬も今週は色々あったかと思います。

まずは全国各地の地方競馬場で「ダービー」が開催される「ダービーウィーク」。
お隣石川県の金沢競馬場でも、6月2日(火)に「石川ダービー」が開催され、ハクサンアマゾネスが無敗のダービー馬となりました。

そして、注目を集めたのが6月3日(水)、大井競馬場の「東京ダービー」。
9番人気のエメリミットが制し、鞍上の山口達弥騎手が重賞初制覇をダービーで成し遂げたのでした。
一方、国内最年長の的場文男騎手(63歳)が騎乗したモンゲートラオは8着。
歴代最多の7,300勝を達成した鉄人ですが、何故か東京ダービーは38回挑戦して未だに勝てません。
来年こそは・・・。勝てるまで引退できないでしょうね(笑)



ダービーウィークもそうですが、昨日は北海道の門別競馬場で、中央との交流重賞「北海道スプリントカップ(JpnⅢ)」が開催。
地元所属の10歳馬メイショウアイアンが、激戦の末、中央馬を撃破しました。
元々中央でデビューし長いこと走っていた馬でしたが、準オープンでも勝てずにホッカイドウ競馬に移籍。
そこで力をつけて、10歳という高齢にして、大舞台での中央馬撃破。とても感動でした。

地元馬の勝利は、2000年のオースミダイナー以来20年ぶり。
オースミダイナーと言えば、12歳での交流重賞勝利で話題となりました(当時の表記では13歳)。
さすがに20年前はリアルタイムで見ていませんが・・・翌年に同馬が13歳でエトワール賞を勝った時は、BSフジの「競馬大王」のニュースで知ったと思います。
13歳すげーって思っていました(当時9歳の私よりも年上です)。

北海道スプリントカップと言えば、一昨年までスノードラゴンが毎年のように出ていたなと・・・。




その北海道スプリントカップを終えた門別競馬場、最終12レース「キタサンブラック・プレミアム」では、石川倭騎手騎乗のモズオトコマエが4頭立てのレースを楽勝。

石川倭騎手と言えば、富山市出身(古沢小学校、呉羽中学校卒業)。
2015年にホッカイドウ競馬のダービーにあたる「北海優駿」を、20歳にして勝利。
2018年にはJRAで勝利を挙げ(2歳オープンのクローバー賞)、同年交流重賞エーデルワイス賞(JpnⅢ)でも勝利しました。
そして、2019年にはホッカイドウ競馬のリーディングジョッキー(年間最多勝利騎手)を達成。
今やホッカイドウ競馬を代表するジョッキーは、富山県から誕生しているのです。



富山県出身のプロスポーツ選手と言えば、大相撲の朝乃山関(石川騎手の呉羽中学校の2年先輩にあたる)、バスケットボールの八村塁選手が、大きな注目を集めています。富山県内で知らない人はいませんし、今では全国的にも有名となりました。

しかし、お二方よりも早くから全国的な活躍をされている石川騎手や、同じく中野省吾騎手(舟橋村出身、船橋競馬を経て現在はマカオで騎乗)の存在が、富山県内で話題にならないというのは、以前から悲しく思っておりました。
やはり「競馬」、特に「地方競馬」の扱いが、他のスポーツと比べて低いのか・・・まず地元テレビ局が取り上げないですもんね(新聞はたまに取り上げてくれる)。

扱いにくい話題なのかもしれませんが、ちゃんと取り上げて欲しいなと思います。




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