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城端線、氷見線のダイヤ見直し検討??

城端、氷見線のダイヤ見直し検討」(富山新聞ニュースより)



・・・大晦日の富山新聞の一面になっていました。

北陸新幹線開業まであと1年3ヶ月程となりました。
新幹線そのものも気になるところですが、並行在来線である北陸本線(新幹線開業後はJRから経営分離され、富山県区間は第三セクター「あいの風とやま鉄道」になる)、そして枝線の城端線氷見線の今後についても考えていかなければなりません。

記事によると、現在、高岡駅発の平日の運行本数は、城端線1日17本1時間あたり0.85本氷見線1日18本1時間あたり0.9本となっています。
また、1日あたりの乗客数は回復傾向にあるとのこと。



城端線は、北陸新幹線の新高岡駅と直接接続し、新駅も設置される予定なので、円滑な乗り換え利便性が必要とされるでしょう。
また、通勤・通学の足となる城端線と氷見線、現北陸本線との接続もスムーズとなるように考えていかなければならないでしょう。

こういった経緯から、運行本数の増加も含めたダイヤ見直しが、来年度から検討される見通しになった、という内容の記事です。



とりあえず、新幹線そのものや、あいの風とやま鉄道についてはこれまでたくさんの発表・報道がなされてきましたが、城端線や氷見線の今後についてここまで詳しく報道されるのは初めてだったと思います。
運行形態がどうなるのか・・・単線・非電化路線でどこまでできるのかは分かりませんが、地域の足であり、北陸新幹線との接続路線でもあることを考えたら、今後は今まで以上に利用しやすい路線になって欲しいなと思います。

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北陸新幹線の列車名が決まりました!!

先日の更新にて、北陸新幹線の運行4タイプを取り上げました。

そして本日、北陸新幹線の列車名が、JR東日本ならびにJR西日本によって発表されました。

JR東日本による発表資料(PDF)







①停車駅を少なくして早く目的地に到着する「速達タイプ」(東京~金沢間)
「かがやき」


公募第5位
選定理由・・・輝く光がスピード感と明るく伸びていく未来をイメージさせるため。



②停車駅を多くする「停車タイプ」(東京~金沢間)
「はくたか」


公募第1位
選定理由・・・スピード感があり首都圏と北陸をつなぐ列車として親しまれているため。



③富山~金沢間を往復する「シャトルタイプ」(富山~金沢間)
「つるぎ」


公募第4位
選定理由・・・かつて北陸~関西を結んだ列車として馴染み深いため。



「現長野新幹線タイプ」(東京~長野間)
「あさま」(引き続き)

公募第7位
選定理由・・・長野への新幹線として親しみやすくわかりやすいため。






駅名に続き、ついに列車名も決まりましたね!!
開業まであと1年半を切りました。これからも続々と色んなことが決まって来ると思います。
一番気になるのは、ダイヤですが・・・。
果たして、「かがやき」に新高岡はどれだけ停まってくれるのか、それとも停まらないのか??


北陸新幹線、4タイプの新幹線

KNBニュースより







2日、県庁で富山県知事とJR西社長の面談があり、そこでJR西社長より北陸新幹線などに関する見通しが発表されたようです。

まず、大きいのが

「北陸新幹線開業後、関西・中京方面の在来線特急列車は金沢止まりに」

ですね。

もう、「何を今更・・・」という感じではありますが。
これについては、今までさんざん嘆いてきたのでもう何も言いません。
JR西には苦情も送ったし(笑)



今回重要なのは、それと同時に発表された、北陸新幹線の運行体系についてです。





今回、北陸新幹線の運行体系として、以下の4つが発表されました。



①停車駅を少なくして早く目的地に到着する「速達タイプ」(東京~金沢間)

②停車駅を多くする「停車タイプ」(東京~金沢間)

③富山~金沢間を往復する「シャトルタイプ」(富山~金沢間)

④「現長野新幹線タイプ」(東京~長野間)





①の「速達タイプ」は、東海道新幹線で言えば「のぞみ」。
上越新幹線で言えば「とき」。

さーて、新高岡は、どれだけ止まってくれるでしょう。もしくは、全く止まらない?
長野、富山、金沢はさすがに全部止まるのでしょうか。

②の「停車タイプ」は、東海道新幹線で言えば「こだま」。
上越新幹線で言えば「たにがわ」ですね。

④の「現長野新幹線タイプ」は、現在「長野新幹線」として運行されている東京~長野間の列車を残す形のもの。



この3つは、予想通りでしたが、正直驚いたのが③の「シャトルタイプ」です。
富山~金沢間という短い区間の往復を繰り返す、今までの新幹線にはなかったタイプ。
しかも片道1時間に1本程度運行されるということで、結構多いですよね。

ちなみに、富山・金沢間は現在特急で37分かかるそうですが、このシャトルタイプが運行されれば20分で移動できるとのことです。
また、途中にある新高岡駅にも停まるよう配慮してもらえる見通しとのことですが・・・。

これは、関西・中京方面の特急が金沢止まりになることに対する措置だそうです。
確かに、金沢で乗り換えを強いられたとしても、15分の時間短縮があれば高速性は保たれるかも・・・しれませんが。



でも、実際のところ、例えば大阪へ行くとして、そのために金沢までわざわざ新幹線を使う人って一体どれくらいいるのでしょうね。
もちろん、運賃次第なところもあるとは思いますが・・・。

いずれにせよ、シャトルタイプの導入は、でかいなと思いました。


富山県並行在来線についてのまとめ(北日本新聞の記事より)

こういったブログをやっていたら、いつか執筆依頼とか来ちゃったりしませんかね?(笑)
出演依頼だったりとか?(笑)

とか言う程大したこともやってはいませんが・・・。



荻布寮では次期委員長が信任投票により決まりました。
昨年の私の信任投票とは違い、満場一致でした。
ってか荻布の委員長選挙では不信任票が出ることの方が異例なわけでして(笑)
新委員長に決まったのは私より1年後に入った中学の同級生。
中学の頃からリーダータイプでしたし、期待できるでしょう!!





さて、「市民に知って欲しい!!北陸新幹線について」シリーズがまだ途中だということをすっかり忘れていたのですが・・・。

市民に知って欲しい!!北陸新幹線について①(2013年1月7日更新)
※北陸新幹線のルート、金沢~大阪間の開業時期について、「整備新幹線」の扱われ方について

市民に知って欲しい!!北陸新幹線について②(2013年1月8日更新)
※北陸新幹線開業後の並行在来線について、大阪・名古屋方面の特急について

今回、シリーズでも既に取り上げた並行在来線について、もう少し詳しく解説していきたいと思います。
内容は、北日本新聞2013年1月24日の記事を参考としております。
シリーズの続きは・・・また今度で(笑)





目次
①並行在来線の運賃はどうなる?
②並行在来線の運行本数はどうなる?快速列車が導入される?
③駅が増設される?車両はどうなる?
④ICカードが導入される?





①並行在来線の運賃はどうなる?

~現在の運賃と第三セクター後の運賃の見通し~

・富山高岡間
普通運賃 320円→380円(+60円)
通学定期(1ヶ月) 6,700円→7,710円(+1,010円)
通勤定期(1ヶ月) 9,450円→11,250円(+1,800円)

・富山魚津間
普通運賃 480円→570円(+90円)
通学定期(1ヶ月) 7,220円→8,300円(+1,080円)
通勤定期(1ヶ月) 14,080円→16,760円(+2,680円)



通学定期で15%、普通運賃・通勤定期で19%の値上げとなる見通しです。
値上げは予想していましたが、具体的な数字が出されました。

しかし、次の資料を見て欲しいです。
北陸新幹線開業後の北陸本線同様、新幹線の開業によって第三セクター化された過去の例です。



~第三セクター他社の上げ幅~

しなの鉄道(長野県)(長野新幹線開業後、信越本線から経営分離)
普通運賃24%、通学定期61%、通勤定期49%

IGRいわて銀河鉄道(岩手県)(東北新幹線開業後、東北本線から経営分離)
普通運賃58%、通学定期65%、通勤定期104%

青い森鉄道(青森県)(東北新幹線開業後、東北本線から経営分離)
普通運賃38%、通学定期0%、通勤定期65%

肥薩おれんじ鉄道(熊本県・鹿児島県)(九州新幹線開業後、鹿児島本線から経営分離)
普通運賃50%、通学定期47%、通勤定期52%



・・・これらの先行事例から見れば、15~19%の値上げで収まるのってすごいことだなと思いました。
県関係者の努力があったからこそですね。
もちろん、青い森鉄道の通学定期値上げなしはもっとすごいですが(笑)

今後、更に努力して下げられるなら下げたいとのことですので、期待・・・しましょうか。





②並行在来線の運行本数はどうなる?快速列車が導入される?

~現在の運行本数と第三セクター後の運行本数の見通し~
(※本数は上下線の合計)

・糸魚川駅~泊駅間
38本→38本(±0本)

・泊駅~黒部駅間
52本→54本(+2本)

・黒部駅~富山駅間
62本→64本(+2本)

・富山駅~高岡駅間
77本→81本(+4本)

・高岡駅~金沢駅間
57本→59本(+2本)



朝夕の通勤・通学時間帯を中心に、上下線合わせて2~4本の増便が見込まれています。

そのうち2本は、金沢駅~泊駅間を走る快速列車だそうです。
1日1往復ということではありますが・・・。

この快速列車については、もっと増やしてくれという意見も出ています。
もし、サンダーバード・しらさぎなどの特急乗り入れが実現しなかった場合には、その代わりとして快速列車が増える可能性もあるかもしれません。

とりあえず、思ったよりは少なかったかな・・・。もっと増えたらいいなと思っていますが・・・。
快速列車の停車駅も気になるところです。





③駅が増設される?車両はどうなる?

駅の増設は、東富山~富山間と、高岡~西高岡間で予定されています。

また、車両については、JRが2009年に導入した新型車両が中心となる予定です。





④ICカードが導入される?

第三セクター後、JR西日本のICカード「ICOCA(イコカ)」の導入が検討されているそうです。
富山ライトレールや富山地方鉄道でもICカードが導入されているのですから、やはりICカードくらい導入されてもらわないとね。

あと、個人的な希望としては、富山ライトレール「passca(パスカ)」や、富山地方鉄道「Ecomyca(エコマイカ)」との相互利用ができるようになって欲しい・・・。
それを見込んで去年passcaを買ったんですからね!!(笑)







というわけで、運賃の値上げというリスクは生じますがそれも思ったより小さく収まりそうで、あとは僅かながら運行本数が増え、駅の増設やICカードの導入など今までにはなかったことが実現しそうです。

これからも動向に注目したいところです。
とにかく何よりも利用することが大事だと思いますから、私としては積極的に利用していきたいなと思います。


万葉線その他の今後

どうもお久しぶりでございます。
えぇ、生きていますよ(笑)ただ、テスト等が忙しくて更新できなかっただけです。
とは言ってもまだテストが終わったわけではありませんが(笑)

さて、1月27日(日)に東京高岡会という会の新年会があります。
毎年学生寮代表として参加させていただいておりまして、でも今年はさすがに行かないつもりでしたが、行く予定だった寮生が都合により参加できなくなり、恐らく9割以上の確率で私が行くことになりそうです(笑)



というわけで、高岡関連の話を書きたいと思いますが・・・。
高岡市、射水市新湊地区の方には特にお馴染みの「万葉線」。

こちらについて気になる情報を得たので・・・。



万葉線を片原町から山町筋、金屋町、昭和町経由富山県立高岡商業高校方向へ延伸して欲しいと、当該「沿線」3高校(富山県立高岡商業高校、同高岡西高校、私立高岡第一高校)の関係者が要望されたそうです。

これ、私も何年か前から実現しないかなと考えていました。

高岡駅から県道23号線(末広通り)、県道64号線(昭和通り)にかけての道は、やはり高校生が多いですよね。
そんな自分も当該高校の卒業生で、高岡駅を利用して通っていた友人なんかは特に雪のシーズンが大変そうでした。
やはり昭和町周辺は高校が集中していますから、通学手段として大いに活用できないかなと思っています。

それから、「沿線」には山町筋、金屋町という2つの重要伝統的建造物群保存地区があります。
高岡駅から歩くとなると微妙に遠いんですよね。
もちろん今はレンタサイクルなどがありますが、それでも路面電車があるに越したことはありません。



ただ、やはり問題はあります。
路面電車を通すには、道を拡幅しなければなりません。
道を拡幅するには、用地買収、すなわち立ち退きが必要です。
あれだけ住宅や商店が密集している道で、果たしてそれが可能かどうか。

それから、千保川にかかる鳳鳴橋も補強が必要になるらしいですね。

リスクは・・・大きい。



でも、富山市はライトレールの一部路面化、市電の環状線化を実現させ、将来はライトレールと市電の直通化(南北一体化)も叶う予定ですし、富山大学五福キャンパス構内への市電延伸なども前向きに進んでいます。
高岡も負けて欲しくはないですね!!



あと、万葉線を高岡駅の南側に延伸できないものだろうか

これはもうだいぶ昔から言われていると思います。
それか、万葉線のJR城端線乗り入れとか
でもこちらもどうやって北陸本線と交差するか、万葉線は電化で城端線は非電化であるなどといった問題があり・・・。
JR氷見線・城端線の直通も叶えばな・・・。



夢で終わって欲しくないな。


市民に知って欲しい!!北陸新幹線について②

前回の更新「市民に知ってほしい!!北陸新幹線について①」もご参照ください。

目次
①そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?東京~金沢間(前回更新)
②そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?金沢~大阪間(前回更新)
③金沢~大阪間はいつ開通するの?(前回更新)
④不公平?東海道、山陽、東北(東京盛岡間)、上越の各新幹線との扱われ方の違い(前回更新)

(今回更新)
⑤北陸新幹線開業後の並行在来線(JR北陸本線)はJRじゃなくなる??
⑥北陸新幹線開業後、特急サンダーバード・しらさぎは金沢止まりになる??

⑦「飛越能って?」・・・新高岡駅(仮称)についての色々(後日更新)
⑧その他何か項目が思いつけば後日更新で(笑)





⑤北陸新幹線開業後の並行在来線(JR北陸本線)はJRじゃなくなる??

前回の「④不公平?東海道、山陽、東北(東京盛岡間)、上越の各新幹線との扱われ方の違い」でも書いた通り、いわゆる整備新幹線の並行在来線は原則JRから経営分離されることになります

つまり、北陸新幹線開業後、JR信越本線の長野~直江津間、そしてJR北陸本線の直江津~金沢間はJR路線でなくなってしまうのです

これは明らかに大事ですが知らない人が結構いる。



とりあえずこれまでの例を挙げておきますと

~長野新幹線(北陸新幹線)高崎・長野間開業後~
JR信越本線横川・軽井沢間→廃止(バス路線に)
JR信越本線軽井沢・篠ノ井間→第三セクター「しなの鉄道」
高崎・横川間、篠ノ井・長野間は何故かJR信越本線のまま

~東北新幹線盛岡・新青森間開業後~
JR東北本線盛岡・目時間(岩手県区間)→第三セクター「IGRいわて銀河鉄道」
JR東北本線目時・青森間(青森県区間)→第三セクター「青い森鉄道」

~九州新幹線新八代・鹿児島中央間開業後~
JR鹿児島本線八代・川内間→第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」
博多・八代間、川内・鹿児島間はJR鹿児島本線のまま

ということになったわけです。
たいていは第三セクターによる運営になっています。
とりあえずこんな決まりができてしまったこと自体納得が行かないし、一部区間を例外的に残しているあたりJRも卑怯だなと思うわけですが、今更そんなことを嘆いても仕方がない。



北陸新幹線開業も近づきようやく報道されるようになってきましたが、JR北陸本線富山県区間を引き継ぐ第三セクター会社は既に設立されており、現在会社名の一般公募が行われています。
第三セクター会社名一般公募について(当ブログ)

さて、問題は北陸本線が第三セクターになることによって一体どうなってしまうのかという話ですが・・・。



一番に予想されることは、厳しい経営になることですね。
運賃増額は避けられないと思います。

ですが、実は富山県関係者はそれでも前向きです。
なぜなら、これはJRには決してできない(というかやらない)、地域に根差した鉄道を目指せるチャンスでもあるからです。

まず、現実味を帯びている話としては、駅の新設です。
高岡関係で言えば、場所は未定ですが高岡・西高岡間にひとつ駅ができることが濃厚となっています。
(最近できた住宅街の「木津の庄」近くにできるのではないかなと勝手に思っていますが・・・)

あとは、経営面でどこまでできるかは分かりませんが、ケチなJRだったら決してやらなかったであろう、ICカードの導入も可能性は十分にあると思います。
(富山地方鉄道や富山ライトレールではICカード導入済みです。ライトレールのICカードは持ってるw)
また、後でも説明しますが現在の北陸本線は特急本数がやたら多く、高岡駅なんかも普通列車とほぼ交互でダイヤが組まれているという状態でした。
これが新幹線開業によって本数が大幅に減るものと思われるので、普通列車の増便もこれでやりやすくなるでしょう。快速列車の導入なんかもあるかも・・・?
全線複線の北陸本線なら、できないことはないはずです。

その他、色々考えられますがあくまでも妄想なので・・・(笑)
でも、ICカードや普通列車増便は実際に話が出ていると聞いたことがあるので、少なからず期待はできるかもしれません。

ただ、繰り返しますが経営は今まで以上に厳しくなります。
車文化もやたら強い土地柄なので仕方ないですが、でも一方でライトレールや万葉線の再生が実現した土地でもあります。
よりよい並行在来線になってくれることに私は期待したいです。

~参考リンク~
高岡市駅周辺・新幹線対策課 並行在来線のページ
富山県並行在来線準備株式会社





⑥北陸新幹線開業後、特急サンダーバード・しらさぎは金沢止まりになる??

これは並行在来線経営分離による弊害のひとつです。
まあ、金沢と越後湯沢結ぶ特急「はくたか」が廃止へ向かうのは仕方ないとしても・・・。

やはりJRもケチなもので、JRと関係のなくなる金沢・富山間には「サンダーバード」「しらさぎ」は通さないということです。
東京方面へ向かうのは楽になる一方、大阪・名古屋方面へ向かうのが不便になるのです。

これも知らない人いっぱいいました。

もっとも、JR特急乗り入れによって、第三セクターの経営にも影響が出てくるというデータがあるらしいので、それを考えたらあまり強く主張はできないのですが・・・。
でもこれは私も高校の頃から注目していた大問題。
まさかこんな最悪な形になるとは思いもしていませんでした。

富山県は、JR西日本への要望を続けていますが、JRの方は断固拒否の状態。
一昨年ある会に参加した際、富山県知事が「JRも頑固なもので・・・」と呆れた口調で語っていたのを覚えています。

ちなみに私も一度JR西日本に要望メールを送りました。
ですが「断固拒否」を意味するマニュアル通りのメールが返ってきましたよ。

残念ながら今のままではこの現実は変えられないようです。
一刻も早い、大阪富山間のフリーゲージトレイン導入(前回更新の「③金沢~大阪間はいつ開通するの?」参照)を待つしかないですかね。



ところで、紹介が遅くなりましたが、こんなホームページがあります
新しい新幹線路線の今がわかるページ

これは大学教員(理学博士)の方が運営されているホームページで、環境の観点から新幹線整備を強く支持されている方です。
そんな方がホームページ内で、このようなことを書かれています。

JR西日本への要望:北陸新幹線金沢開業後も『しらさぎ』『サンダーバード』富山乗り入れを継続して下さい。
富山県への要望:北陸新幹線金沢開業後も北陸線特急富山乗り入れを継続するようJR西日本との交渉を続けて下さい。

特に富山県民であればよく読んで欲しい
我々の地元とは何の関係もない有識者の方が、ここまで強く要望されているのです。
そして、富山県民へのメッセージも書かれています。
我々も僅かなるチャンスに期待し、動かなければいけないのではないでしょうか。







結局また途中で終わってしまいましたが・・・(笑)
とりあえず、意見には個人差がありますので、主観の部分は「なんかコイツ変なこと言っているな」というくらいで流してもらえると嬉しいです(^_^;)


市民に知って欲しい!!北陸新幹線について①

もう2年後に迫っていますから、知人友人と北陸新幹線の話をすることも珍しくはありません。

しかし、あまりにも知られていない現実、色々あるような気がしました。
私は高校時代、学校や受験のお勉強を一切せずにそういったことばかり調べていたのでよく知っているのですが(笑)、こういう人間は例外中の例外で、たいていの人からは「えぇ、そうなの??」と言われることも多いのです。

無知が問題というよりも、行政やマスコミが全然知らせてくれないということが問題なのかな。

とりあえず、このままではマズいので、少しでも多くの人に北陸新幹線について知ってもらうため、当ブログで主観も入れながら色々説明していきたいと思います。
長くなりますが、興味のある方・・・というかない方でも一読していただきたいです。





目次
①そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?東京~金沢間
②そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?金沢~大阪間
③金沢~大阪間はいつ開通するの?
④不公平?東海道、山陽、東北(東京盛岡間)、上越の各新幹線との扱われ方の違い
⑤北陸新幹線開業後の並行在来線(JR北陸本線)はJRじゃなくなる??(後日更新)
⑥北陸新幹線開業後、特急サンダーバード・しらさぎは金沢止まりになる??(後日更新)
⑦「飛越能って?」・・・新高岡駅(仮称)についての色々(後日更新)
⑧・・・まだまとまっていないので、その他項目を思いつけば後日更新します(笑)





①そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?東京~金沢間

これ、意外と知らない人が多いです。
私も結構な人に説明したような気がします。

特に首都圏にお住まいの方ならよくご存知だと思いますが、高崎まで上越新幹線と並走(厳密に言えば併用)している「長野新幹線」という路線がありますよね?
あれを延長したものが「北陸新幹線」になります。

つまり、東京~長野間は既に開通済みです(長野オリンピック前の1997年10月)。
2年後に開通するのは、長野~金沢の区間になります。



ルート図(高岡市駅周辺・新幹線対策課ページより)

※北陸新幹線の駅(東京~金沢間)
東京→上野→大宮(ここまで東北新幹線と併用)
→熊谷→本庄早稲田→高崎(ここまで上越新幹線と併用)
→安中榛名→軽井沢→佐久平→上田→長野(ここまで長野新幹線として開業)
→飯山→上越(仮称)→糸魚川→新黒部(仮称)→富山→新高岡(仮称)→金沢



越後湯沢経由等を想像している方が結構いました。
どちらかと言えば、上信越自動車道と並走するルートですね。
加越能・西武などの高速バスのルートに沿う感じ。
上記リンクにあるルート図を見ていただきたいですが、長野から富山までが特に遠回りです(笑)





②そもそも・・・北陸新幹線ってどこを通るの?金沢~大阪間

再びルート図のリンクを載せますので、金沢~大阪間についても確認願います。

ルート図(高岡市駅周辺・新幹線対策課ページより)

金沢~敦賀間はだいたい現在の北陸本線や北陸自動車道などと並走するルートです。
南越駅(仮称)を除けば、小松駅、福井駅、敦賀駅など、現存する駅に新幹線が乗り入れる形になります。



※北陸新幹線の駅(金沢~敦賀間)
金沢→小松→加賀温泉→芦原温泉→福井→南越(仮称)→敦賀



一方、敦賀~大阪間ルートさえ決定していません
ルート案は3つあり、長年議論が続いているのです。

ルート案その1:小浜ルート
福井県小浜市、京都市亀岡市などを経由し、大阪(新大阪)へと至るルート。
リンクのルート図にある、オレンジ色の点線のルートですね。
当初最有力とされていたルートですが、京都駅を通らないこと、全く新しい路線を作ることになるので3つの案の中では一番建設費がかかることなどから、現在はほとんど考えられていません。

ルート案その2:米原ルート
敦賀からも北陸本線との並行を続け、滋賀県米原市にある東海道新幹線の米原駅に接続するルート。
小浜ルートよりは楽に建設できますが、東海道新幹線がダイヤいっぱいで走っているため米原~新大阪間の乗り入れが現実的に困難だし、じゃあ線路増設するかと言ってみれば土地買収が困難になります。
JRは「リニア中央新幹線が大阪まで開業すれば東海道新幹線の本数が減るので、将来的には大丈夫」みたいなことを言っているらしいですが、北陸新幹線よりも先にリニアができてしまう日本国って、私からしてみれば非常に悲しい。

ルート案その3:湖西線ルート
特急「サンダーバード」でもお世話になっている湖西線を利用するルート。
これについては、次の「③金沢~大阪間はいつ開通するの?」で詳しく説明します。





③金沢~大阪間はいつ開通するの?

ルートが決定している金沢~敦賀間2012年に国によって着工が認可され、これから本格的に工事が始まるものと思われます。
この区間の開業は2025年度末予定ということなので、2026年3月までには開業することになるでしょう。
13年後ですか・・・。

一方、ルートの決定していない敦賀~大阪間ですが、まずルートが決まらないことには工事もできないし、工事ができなければもちろん開業もできません。
というわけで開業時期未定というのが現実です。

ただ、昨年金沢~敦賀間の工事が認可された際、ひとつの方向性が示されました。
敦賀開業と同時に、富山~新大阪間に「フリーゲージトレイン」というものを導入するということだそうです。
「フリーゲージトレイン」を簡単に説明すると、新幹線・在来線両方の線路を走ることができる車両のことですね。
そしてルートは、湖西線ルートということになります。

北陸の関係者は、あくまでも最終的には「フル規格」(新幹線としての規模)での整備を希望し、この方向性に批判も出ています。
しかし、大阪までのフル規格整備の目処が立たない今、これしかないのではないでしょうか。
ルートさえ決まっていない、決まったところで予算がとれるかどうかも分からないのに、このままフル規格にこだわっていたら、全線開通は一体何十年後の話になってしまうのでしょう。
これは次回詳しく説明しますが、2年後の金沢開業と同時に大阪方面の特急「サンダーバード」は金沢で止まってしまうことが濃厚なんです。
フル規格整備が実現しないことよりも、正直こっちの方を問題視するべきだと思います。
もう2015年から2026年までの11年間は富山県民は我慢するしかありませんが、この我慢を更に引き延ばされたら、たまったもんじゃないです。





④不公平?東海道、山陽、東北(東京盛岡間)、上越の各新幹線との扱われ方の違い

現在、様々な新幹線路線がありますが、それらは3つに分類することができます。



グループ1
東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線(東京盛岡間)、上越新幹線

グループ2
北海道新幹線、東北新幹線(盛岡新青森間)、北陸新幹線(長野新幹線)、九州新幹線

グループ3
山形新幹線、秋田新幹線



まず、グループ3は、在来線を改良して「ミニ新幹線」という形で開業した特殊なケースですので、今回のお話とは関係ありません。

今回の問題は、グループ1とグループ2の違いです。
果たしてこの2つは何が違うのでしょうか。

グループ1は、旧国鉄のお金で建設された新幹線。
グループ2は、税金で建設されたいわゆる「整備新幹線」です。

これだけでは分かりにくいと思うので、もっと詳しく説明していきます。



~建設費~
グループ1:国鉄利用者による公平な負担(非沿線住民からも広く負担)。
グループ2:税金等による負担で、そのうち3分の1が地元負担

~建設の時期・期間~
グループ1:1964年東海道新幹線開業から始まり、1980年代までに開業。概ね着工から10年程度で全線開業が叶った
グループ2:グループ1と同じように計画が進められていたが、1970年代に事業が一度凍結された。1980年代後半に復活したものの、事業が本格化してきたのはだいたい2000年以降。部分部分での着工認可が必要となるため、最初の着工から全線開業までに何十年もかかっている現状。
凍結された間、またはその後に新幹線整備のルールが色々変えられてしまったことが全てですね。

~並行在来線の扱い~
グループ1:当たり前のように旧国鉄(現JR)が引き続き営業。
グループ2:新幹線開業後、原則JRから経営が分離(これは次回詳しく説明します)。経営分離された路線はほとんど第三セクターに引き継がれるが、中には廃止された区間もある(信越本線横川~軽井沢間)。やはり地元へ大きな負担が強いられるのだ。

~その他、グループ2の特性~
・政治利用を行う政治家がおり、「政治新幹線」と揶揄される。
・公共事業に否定的な世論(ただしこれはマスコミによる操作で出来上がったものだと私は思います)による非難の対象になる。




これ、「仕方ない」で済ませて良かったんですかね。
しかもJRはJRで、都合のいい路線(信越本線篠ノ井~長野間)なんかは経営分離しないんですよね。
とにかく、完全に北陸新幹線など整備新幹線は、東海道新幹線や上越新幹線らと比べて扱いがひどいと言わざるを得ないし、明らかに不平等なんですよ。
クーデターでも起こしていいレベルだと思います。

でも、結局は「仕方ない」で済ませるしかありません。
今更文句を言ったところで変わらないものは変わりません。
このような不当な扱いを受けながらも、念願は少しずつ叶いつつあります。
一時は北陸新幹線の開業は無理だと思われたわけですから。
今は素直に喜びましょう。
ただ、グループ1と違って、開業後も大変なのは忘れてはいけません。





今回で全部書くつもりでしたが、書いているうちにとてつもない文章量になりそうだったので、今日はこの辺でいったん終わります。
続きはまた後日更新します。


並行在来線(現JR北陸本線富山県区間)の新社名を募集

様々な経緯がありまして、北陸新幹線開業後、並行在来線はJRから経営分離され、第三セクターによる運営となります。

現JR北陸本線の富山県区間で1つの会社になるのですが、その会社名の募集が行われます。

募集要項・応募フォーム等(富山県並行在来線準備株式会社のHPより)



募集要項(富山県並行在来線準備株式会社のHPより)

~応募内容~
地域のみなさまに親しまれ、身近な生活路線を運営する会社ふさわしい社名

~応募期間~
2012年12月10日(月)~2013年2月15日(金)

~応募資格~
どなたでもご応募いただけます。

~応募点数~
1回につき1点のご応募です。ただし、何回でもご応募いただけます。

~応募方法~
郵便はがき又はホームページの専用応募フォームからご応募ください。
※JR各駅等で設置されている、社名募集チラシの切手不要で応募できる専用応募はがきでもご応募いただけます。

~記載事項・応募の際の注意事項~
上記リンクをご参照ください。

~賞及び賞品~
採用作品:1点 (同名作品複数の場合は抽選)
・賞金10万円
・富山県内レストランペアお食事券
・並行在来線記念乗車券
・開業イベントへの参加
応募者抽選:30名
・富山県内特産品詰合せ
小中高生特別抽選:20名(対象は小学生、中学生、高校生)
・2,000円分の図書カード

~結果発表~
2013年6月頃を予定



これはある意味地元の一生を決めるものだと思います。
そして、富山県民のセンスも問われます。
みんなでいい名前を決めましょう!!

(「キトキト」だけは入れて欲しくないな←)



参考までに

旧東北本線青森県区間→「青い森鉄道」
旧東北本線岩手県区間→「IGRいわて銀河鉄道」
旧信越本線長野県区間→「しなの鉄道」
旧鹿児島本線熊本県・鹿児島県区間→「肥薩おれんじ鉄道」

になっています。

あと、信越本線・北陸本線長野県~新潟県区間は「えちごトキめき鉄道」という会社名になる予定で
路線名は
北陸本線部分→「日本海ひすいライン」
信越本線部分→「妙高はねうまライン」
に決定しているそうです(これらは初めて知った)。


新幹線新駅のモニュメントについての意見交換会(12月11日)

12月11日(火)18時30分より、富山大学高岡キャンパスB-212講義室にて

「全国のモニュメントの事例紹介と意見交換会
 ~新幹線新駅に設置するモニュメントについてみんなで考えてみよう~」

が開催されます!!

講師は、富山大学芸術文化学部教授の武山良三さん。
参加費は無料です!!



北陸新幹線新高岡駅(仮称)の南側に整備される公園との間に、モニュメントを設置。
まさに「高岡の新しい顔」となるものですから、多くの市民の方に参加して欲しいですね(^^)

こういうイベントになかなか参加できないものだから、東京生活もつらい・・・(笑)



詳細は下記リンクへ!!
新幹線新駅のモニュメントについての意見交換会(PDF)

高岡駅南北自由通路の愛称並びに北口・南口の名称の募集について(前身ブログより)

詳しくはこちらのページ へ ※現在リンク見当たらず
(PDF1ページ)





・募集対象

「愛称」
①南北自由通路

「名称」
②北口
③南口



・応募方法
(記入内容や応募先等、詳しくは一番上のリンクへ)

①専用の応募用紙に必要事項を記入し、市役所等の応募箱へ
②専用の応募用紙に必要事項を記入し、郵送
③専用の応募用紙に必要事項を記入し、FAXで送信
④官製葉書に必要事項を記入し、郵送
⑤E-mailに必要事項を記入し、送信

応募用紙はこちら (PDF)



・応募期間(既に募集中)

2011年2月15日(火)~2011年3月14日(月)



・賞および賞品(採用作品ごとに各1名)

①賞状
②高岡市商店街連盟商品券(1万円相当)



・採用作品の発表時期

2011年4~5月頃を予定







なお、南北自由通路ならびに橋上駅舎は今年度末の完成を予定していましたが、完成が今秋に繰り上がることになったようです。
あと半年ちょっとで完成ですね。非常に楽しみです。

(前身ブログより 2011年3月4日更新)