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高岡七夕まつり開幕(8/1~8/7)

当ブログでもお伝えしています通り、8月1日(金)に高岡七夕まつりが開幕いたしました。










高岡駅南北自由通路「万葉ロード」も、彩られています。







今年は、高岡駅ステーションビル「クルン高岡」がオープン。
それを記念し、駅前には6年ぶりにジャンボ七夕が飾られています。







クルン高岡人工デッキから見た、末広通りの七夕飾り。
この眺めは、今年が初めてだと思います。







高岡駅前、ウイングウイング高岡前広場にも、たくさんの七夕。








ウイングウイング高岡前広場の七夕の「中」。
もはやトンネルです。







さて、まず最初に、ダンスイベント「ダンス!ダンス!!ダンス!!!」が開催されている御旅屋セリオ(高岡大和)横の広場「@パーク」へ。
高校のダンス部や一般の団体など、プロアマ問わず様々なチームが出演していましたが、
私が着いた時に出演していたのは、射水のご当地アイドル「IMZ(アイムゼット)」の皆さんでした。
IMZ出演のことは知らなかったので、驚きました。

写真は、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を踊っているところ。







そして、本来の18時より5分以上早まりましたが、高岡市観光大使「あみたん娘」のPRが始まりました。







左・セシル(遠さん)
右・カノン(ご当地アイドル「ビエノロッシ」でも活躍する空野青空さん)

お二人が、あみたん娘の活動等について、紹介しました。









カノン「鳳凰啼けり」
セシル「彼の高き岡に」
カノン「あみたん娘、カノン」
セシル「同じく、セシル」
カノン「慈悲の力で」
セシル「知恵の光で」
二人「弥陀の本願、貫きます!」

の決めゼリフ、決めポーズを最後に披露。
結局、開始が早まったことによって、本来始まる予定の18時までに終わってしまいましたとさ(笑)







再び末広通りを歩き、高岡駅へ移動。
ちょうど、万葉線「ドラえもんトラム」が高岡駅に入りました。
以前にも紹介しました、ドラえもんポストとのショットを再び。









クルン高岡2F、「願い短冊」。あみたん娘デザインです。









18時半より、クルン高岡にて高岡七夕まつりオープニングイベントが開催。
市長さんたちの挨拶の後、様々なキャラクターが登場。
まず、これは私も初めて知りました、中越パルプのキャラクター「ちくりん」








続いて、お馴染み、高岡市公式マスコットキャラクター「利長くん」(左)と「家持くん」(右)。








そして、30分前まで大和横に出演したばかりの、「あみたん娘」








あみたん娘のアップ。
カノンがカメラ目線をくれましたが(偶然だと思いますが)、画質が悪いのが残念・・・。
ちなみに、あみたん娘の手前にいる帽子の女性お二方は、高岡万葉大使の方です。









関係者の皆様、そして各キャラクターの皆様により、七夕点灯のスイッチが押されました。
(ちくりん、利長くん、家持くんは写真左側にいますが、隠れてしまいました)







こうして、高岡の七夕に今年もあかりが灯りました。








オープニングイベント終了後、予定外でしたがあみたん娘の撮影会が行われていました。








あみたん娘の撮影会に、通りかかった「ちくりん」も参戦。









19時すぎ、再び「ダンス!ダンス!!ダンス!!!」の会場に戻ると、
ご当地アイドル「ピコピコ☆レボリューション」のご本人たちによる物販が行われていました。
18時20分頃から、ピコピコ☆レボリューションのステージが行われていたそうです。

ちなみに、19時から母校高岡第一高校ダンス部が出演されていたそうですが、
クルン高岡でゆっくりしていたらそのことをすっかり忘れてしまい・・・。
着いた頃にはもう終わっていました・・・。
2年続けて見ることができなくて、残念。。。
一高祭行こうかなw









さて、一人寂しく夕食。
ウイングウイング高岡2Fにある「BON」にて、この会員証呈示によって受けられる特典サービスを(ドリンク1杯無料)。








そして、同じく「BON」でシロエビのピザをいただきました。
それにしても、何でこんなおしゃれなお店で一人寂しくご飯食べてるんだろう。










一人寂しく夕食をとった後、駅地下へ。
あみたん娘が描かれた「願い短冊」コーナー、駅地下街にもありました。









駅地下街では、獅子舞集団「舞獅道」の練習が行われていました。
ケーブルテレビ番組や映画制作で獅子舞の価値が再認識されつつある中、
富山県伝統の獅子舞をベースにエンターテイメント性を高めた獅子舞を創作演舞することを目指す、注目の団体です。
今回は天狗の練習をされていました。





ちなみに、駅地下街では高岡出身のシンガーソングライター・simakoさんの曲がずっと流れていました。

simakoさんは、クルン高岡の応援ソングを制作されたそうで、3日(日)の七夕まつりに合わせた地下街のイベントで披露されるそうです。

クルン高岡に応援ソング 3日の七夕まつりで初披露(富山新聞 8月1日)









というわけで、七夕以外のものも紹介いたしましたが、
今年もいよいよ高岡七夕まつりが始まりました。

高岡七夕まつりは7日(木)まで続き、様々なイベントが行われます。
また、今日明日の土日は末広通りが歩行者天国になります。
ぜひ、高岡に足をお運びになりまして、夜の美しい七夕をご覧になってください。
お待ちしております。


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観光ボランティアガイド養成講座 瑞龍寺・前田利長公墓所編(7/26)

「観光ボランティアガイド養成講座 伏木編(6/14)」
「観光ボランティアガイド養成講座 山町筋・金屋町編(6/28)」
「観光ボランティアガイド養成講座 古城公園・高岡大仏編(7/12)」







5月31日(土)に始まりました観光ボランティアガイド養成講座。
2回目以降、現地学習会で伏木、山町筋・金屋町、古城公園・高岡大仏を案内していただきましたが、現地学習会は今回がとうとう最後。

最後は、高岡の代表的な観光地・国宝瑞龍寺です。



高岡駅瑞龍寺口(南口)より徒歩10分。
私の家からもだいたい徒歩10分くらいで、最後にして一番楽な移動だったのですが(笑)
この7月26日(土)は富山県内が猛暑日に襲われ・・・。
色々大変でした(笑)




国宝・高岡山瑞龍寺は、加賀藩2代藩主前田利長の菩提を弔うため、
3代藩主前田利常によって建立された寺院です。
利長の死後、1650年頃から伽藍の本格的整備が行われ、1663年に完成しました。
当時、寺域は約36,000坪で周囲にお濠があり、まさに城郭のような姿だったそうです。
(瑞龍寺を囲うように存在する用水路が、お濠の名残ではないかと思います)

一国一城令で高岡城が廃城になっても、高岡城の水濠等はしっかり残したり、
城郭顔負けの寺院を建立したり・・・歴史的背景が色々想像できるところですが、そのあたりは知識も乏しいので省略します。

1997年に瑞龍寺のうち山門、仏殿、法堂富山県初の国宝に指定されました。
2014年現在も、瑞龍寺は富山県唯一の国宝です。

かつては七堂伽藍が揃っていましたが、現在は七間浄頭(東司)と浴室がありません。
今後は、これらの復元が期待されます。




この大きな大きな瑞龍寺を、ボランティアグループ「保与の会」の皆様の案内で、学習しました。








総門前にある、瑞龍寺伽藍配置図。
現在でも、瑞龍寺の規模の大きさがうかがえます。
左側の空撮は、現在はない七間浄頭(東司)と浴室も合成されています。
右側の絵は、瑞龍寺の七堂伽藍を人の体で表したものですが、国宝の山門が股間にあります。







総門前には、法堂の鬼瓦があります。実物大です。
こうやって見ると、とても大きいです。







総門(重要文化財)
見ての通りですが、ここから、中に入ります。







総門を通ると見えるのが、山門(国宝)
(通らなくても見えるか)
一度火災で焼失しましたが、1820年に再建されました。
門の両端には、金剛力士像があります。







山門を通ると、続いて見えるのは仏殿(国宝)
今まで意識していなかったもので、屋根が鉛でできているというのを初めて知りました。
そして、中は相当久々に入ったような気がします。

見えにくいですが、その奥には法堂(国宝)があります。

この猛暑日でしたが、法堂や回廊に入ると風が通って涼しかったです。







法堂裏(南側)、写真ではとても見にくくなりましたが、
前田利長、前田利家、織田信長、同室正覚院、織田信忠を祀る5つの石廟(富山県指定文化財)があります。

この他、坐禅修行を行う僧堂(重要文化財)も案内していただきました。
あまりにも広く、しかも暑い日だったので、短い時間で全てを案内するのは大変ですよね・・・。









瑞龍寺の受付近くにある案内板。

瑞龍寺の学習を終え、しばらくの休憩の後、この案内板にある前田利長公墓所を案内していただきました。







瑞龍寺から前田利長公墓所へ行く際には、この八丁道を通ります。
その名の通り八丁(約870m)ある参道で、道の中央部は石畳の遊歩道となっています。
遊歩道には、合計114基の灯籠が並びます。







八丁道には、前田利長の像があります。









前田利長公墓所(国指定史跡)
利長の33回忌にあたる1646年に、3代藩主利常によって造営されました。
現在の墓域は約10,000平方メートルですが、造営当時の墓域はその3倍以上の約33,000平方メートルで、二重の濠に囲まれています。
また、墓碑も約11.75mと高く、武将個人の墓所としては国内最大級の規模と言われます。

2009年2月12日、金沢市の野田山にある前田家墓所とともに「加賀藩前田家墓所」として国指定史跡に選ばれました。






現在残されているお濠は、内濠の一部のみですが、
かつての規模からも高岡の誇る史跡のひとつと言っていいと思います。








再び八丁道を歩いて瑞龍寺前に戻り、観光ボランティアガイド養成講座最後の現地学習会は猛暑の中終了しました。
瑞龍寺は、小学5年時(2002年)の「親子のつどい」で一度案内していただいたことがあるのですが、まあ詳しいことは覚えているわけもなく・・(笑)
その午後、更に「親子のつどい」の一環で、雨の中ポップサーカスを見に行ったことの方がよく覚えています(笑)

近所にありながらそれ以降は10年近く足を運ばず、大学生になって以降、ライトアップに何度か足を運んだくらいでした。
今まで漠然と「すごい寺なんだな」と思ってはいましたが、今回の学習会で建築技法など様々なことを学ぶことができ、改めてそのすごさを知ることができました。

暑い中案内してくださった保与の会の皆様、本当にありがとうございました。



また、4回の現地学習会を通して、今まで知らなかった、もしくは知ったかぶりをしていた高岡の魅力を知ることができ、本当に勉強になりました。
受講して、本当に良かったです。






現地学習会はこれにて終了ですが、次回、最後のまとめとして講演等が行われるそうです。
いよいよ最後となると寂しい気分ですが、楽しみにしております。











さて、繰り返しますが7月26日(土)は本当に暑い日でした。





現地学習会終了後、瑞龍寺近くにある「喫茶去 夢参道」にて、かき氷をいただきました。
生き返りました~(*^^*)
誘ってくださった方、本当にありがとうございました!
これがなければ、家まで徒歩10分とは言え倒れていました・・・(笑)



高岡七夕まつりが開催されます(8/1~7)


(画像提供:高岡市)

8月1日(金)~7日(木)の7日間、高岡市中心市街地で高岡七夕まつりが開催されます。
大小数千本の七夕が高岡の街中に飾られる、日本海側随一の規模を誇る祭りです。
また、祭りに合わせて様々なイベントも開催されますので、ぜひお越しください。








~高岡七夕まつりイベント情報~

ポスターはこちら(PDF)



8月1日(金)~7日(木)
会場:高岡市中心商店街一帯

・1日(金)
オープニング Curun高岡ペデストリアンデッキ 18:30~
ダンス!ダンス!!ダンス!!! @パーク(高岡大和横)

・2日(土)
民謡のど自慢大会 @パーク 18:00~
桐の木サマーフェスティバル ホテルニューオータニ裏 19:00~
ストリートバスケット すえひろーど特設会場 18:00~
万葉線ハイ!トラム見学会 たかまちフレンドパーク 
末広町ワールドクラシック音楽ショー B1ステージ 18:00~

・3日(日)
KikareーMa2014(ゲスト:山本恭司)@パーク 19:00~
民謡踊り流し 18:00~末広町
サマーナイトカクテルフェスタ 18:00~末広町
ファイナルステージ 18:00~末広町
たかまちフレンドパーク 末広坂フェスタ 末広町
サマーナイトヘアーショー「HANABI」 B1ステージ 18:00~
大仏ごりやく寄席&市 大仏寺境内 10:00~14:00

・4日(月)
デュオ・デ・カーニバル(ビアガーデン) duo横駐車場 17:00~
JAZZーLive @パーク
北日本新聞納涼花火大会 庄川高岡大橋上流 19:45~

・7日(木)
願い短冊お焚き上げ(射水神社)



歩行者天国
2日(土)、3日(日) 18:00~20:45  末広町・末広坂

ヤルキッズアート道場 芸文ギャラリー
ホーウルウルの森&ショップ ウイング・ウイング高岡およびクルン地下街アートの森



昨年(2013年)の七夕まつりの様子(歩行者天国の末広通り)












8月1日(金)に高岡大和横@パークで開催される「ダンス!ダンス!!ダンス!!!」では、18時より高岡市観光大使「あみたん娘」のステージも行われるそうです。
なんと、新情報の発表があるとか!?

また、同日18時半からのオープニングにもあみたん娘が登場します。
(公式コスプレイヤー、カノン:空野青空さん、セシル:遠さん)
5月11日のねがいみち駅伝以来の公式コスプレイヤーさん登場なので、とても楽しみです。



昨年(2013年)の七夕まつり内で行われた「あみたん娘」のステージの様子。
昨年は七夕まつりのステージでは、カノン・セシル役の声優発表、MMDの発表などが行われました。
写真の真ん中にいるのは、セシル役の声優・エリザベスマリーさん。





昨年の七夕まつりステージで発表されたあみたん娘のMMD。



【グルメ】クルン高岡2Fで「ととまる」、高岡大和6Fでパンケーキ

決してグルメと言える人間ではありませんが・・・。
高岡市、時に高岡市外でふらっと立ち寄って食べたものを、不定期で紹介していこうと思います。




7月18日(金)。
ふらっと高岡駅へ。



改札前のおりん、また場所が変わっていました(笑)






ちょうどお昼だったので、ちょっと昼食でもとろうと思いまして・・・。

立ち寄ったのは、3月末にオープンした新ステーションビル「クルン高岡」の2F、
飲食店街にある「富山ねるものコーポレーション 山海亭」です。
高岡駅改札に近い入口(セブンイレブン側)から入ると割とすぐの、左手にあるお店です。

その名の通り、練り物・・・つまり蒲鉾を中心に扱われているお店で、
手前がお土産物屋、奥が飲食店となっております。

今回はこちらのお店で「あるもの」をいただきたいなと思い、奥の飲食店スペースへ。



その「あるもの」とは・・・。





高岡の新たなるご当地B級グルメ・・・高岡流お好み焼き「ととまる」です!!
(山海亭では400円)

お好み焼きと練り物の関連性は・・・?と思われるかもしれませんが、
この「ととまる」は、すり身を使用したとってもヘルシーなお好み焼きなのです。
地元贔屓ももちろんあるかもしれませんが、個人的には高岡のご当地グルメの中でブラックコロッケに並ぶお気に入りの味。
他のものは一切頼まず、これだけを食べにカウンターに座ったのでした。

トビウオを使用した「とびまる」とイカを使用した「いかまる」の二種類がありますが、
今回は「とびまる」の方をいただきました。
すり身を使用しているだけあって、一般的に知られるお好み焼きとは違いますが、
私はやっぱりこの味が好きです。



この「ととまる」は高岡市内の色んな飲食店で提供されておりますが、
クルン高岡ではおそらくこの「山海亭」だけだと思います。
駅のすぐそばで気軽に食べたいなという時には、オススメです。



~富山ねるものコーポレーション 山海亭(クルン高岡2F)~
特産品販売:8:30~19:30
飲食:11:00~19:30



※参考
クルン高岡ホームページ 富山ねるものコーポレーション 山海亭(外部リンク)
高岡流お好み焼き ととまる(外部リンク)








続いて・・・。

高岡市民にはお馴染み、中心市街地にあるデパートを中心とした再開発ビル「御旅屋セリオ」
キーテナントである「高岡大和」と言った方が馴染みがあると思いますが。

その6Fに、パンケーキ店がオープンしました!!





今月、高岡大和6Fにパンケーキ店「ハワイアンカフェ マハロ」と、フードコートがオープン。
子供が遊べるキッズコーナーも設置されています。

パンケーキ店がオープンしたという噂をなんとなく聞いていたので、ふらっと立ち寄りました(笑)






何種類かある中のひとつ、チョコバナナのパンケーキ(800円)。
オレンジジュース200円をプラスしました。
想像以上のボリューム。というか、生クリームの量がすさまじかったwww

でも、スイーツ好きにはきっとたまらないと思います。
さすがに平日の昼過ぎだったので、フードコートは閑散としておりましたが
ぜひスイーツ好きの皆様に集まって欲しいところです。




※参考
来月上旬にパンケーキ店が開業。高岡の御旅屋セリオ(富山新聞 2014年6月18日)






最初にも述べましたが、これからも不定期で色々紹介していけたらなと思います。
それでは今回はこの辺で。



観光ボランティアガイド養成講座 古城公園・高岡大仏編(7/12)

前々回の記事「観光ボランティアガイド養成講座 伏木編(6/14)」
前回の記事「観光ボランティアガイド養成講座 山町筋・金屋町編(6/28)」








今回の現地学習会の集合場所である古城公園へ向かう際、高岡駅を通りました。
ちょっと前まで改札入口横にあった「おりん」が、この場所に移動しておりました。
また、その横には7月12日にスタートしたお化け屋敷「見津子の血涙」
それから瑞龍寺夏のライトアップのポスターがありました。






さて、7月12日(土)10時より、観光ボランティアガイド養成講座の4回目、
現地学習会の3回目が開催されました。
今回は、ボランティアグループ「やまたちばな」の皆様のガイドで、
高岡城跡である高岡古城公園と、日本三大仏のひとつと言われる高岡大仏を案内していただきました。

高岡古城公園の小竹薮休憩所で集合し、2グループに分かれて学習会が開始。



高岡古城公園は、今から405年前の1609年、加賀藩2代藩主前田利長によって築城された高岡城の跡地にできた自然公園です。
高岡城は富山城焼失後の新たな城として建てられ、その後1615年の一国一城令により僅か6年で廃城となりましたが、二重の水濠等の基本構造はそのまま残されました。

その結果、現在は高岡城跡という史跡としてだけでなく、
市街地ながら東京ドーム約4.5個分、隣県の名園兼六園よりも広い敷地で、
その3分の1が水濠という四季折々の自然いっぱいの「高岡古城公園」として、市民の憩いの場となっております。

日本100名城、さくらの名所100選、日本都市公園100選、甦る水100選、日本の歴史公園100選などにも選ばれています。

本当はもっと詳細に語りたいところですが、長くなりそうなのでざっくりと説明いたしました・・・。







そんな古城公園の現地学習会は、集合場所付近の「小竹薮」(おたけやぶ)からスタート。
古城公園の最も北側に位置する広場で、唯一「~丸」という呼び方をしない場所です。





その小竹薮には、古城公園の固有品種「タカオカコシノヒガン」という桜があります。
これは全国に普及しているコシノヒガンとは異なる新品種であることが判明し
2009年3月に命名されたものです。






小竹薮、後述の「夕日の曲碑」の横にある、スダジイの木。
古城公園に多く茂る木のひとつで、この場所以外にも存在するそうです。






小竹薮西側にある、「夕日の曲碑」
「夕日」は、高岡出身の名作曲家・室崎琴月の代表作のひとつです。
(作詩は葛原しげる)
私も博労小学校と南星中学校の校歌で馴染み深い方です。






続いて、小竹薮と本丸の間にある「中の島」へ。
中の島は1907(明治40)年に造成されたもので、築城時から存在するものではないそうです。

中の島から、お濠を眺めます。






中の島に植えられている、「やまたちばな(やぶこうじ)」。
今回案内してくださったボランティアグループと同じ名前ですね。






中の島にある、服部嘉十郎顕彰碑
1870(明治3)年、高岡城跡は民間に払い下げられ、開拓がなされようとしていましたが、
当時市長にあたる役職であった服部嘉十郎らが請願運動を行い、
1875(明治8)年にその運動が実って城跡は公園として残されることとなりました。
服部嘉十郎は、古城公園を救った人物として、この場所に顕彰碑が建てられております。






中の島から、「赤い橋」として有名な朝陽橋を撮ったつもりが、赤い橋はほとんど写ってないですね・・・。






続いて、かつて天守閣があったとされ、古城公園内では一番広い「本丸」へ。
児童公園の裏には、与謝野寛・晶子歌碑があります。
与謝野寛(鉄幹)と与謝野晶子夫妻は、1933(昭和8)年に高岡を訪れ、この古城公園にも足を運んだそうです。
この歌碑には、夫妻が古城公園や高岡で詠んだ歌が刻まれています。
また、与謝野晶が高岡大仏を見て「美男」と語ったとされるエピソードも、今日まで語り継がれています。






本丸広場と児童公園の間には、前田利長公銅像があります。
1609年9月13日、高岡城に入城した際の姿とされているそうです。






本丸の西半分を占める本丸広場。
現在は芝生広場ですが、かつて城の要があった場所とされ、近年発掘調査も行われました。
もちろんイベント等にも利用される市民憩いの場です。







本丸の東側半分を占めるのは、射水神社
射水神社がこの地にできたのは1874(明治7)年のことで築城時から存在するものではありませんが、
初詣、結婚式、七五三など、多くの市民で賑わう場所です。






本丸と二の丸(市民会館・護国神社)を結ぶ土橋の両側には、
築城時の石垣がそのまま残されていると言われています。







その後、二の丸を通って駐春橋を渡り、いったん古城公園を出まして・・・。
駐春橋から約200mの場所に存在する、高岡大仏を案内していただきました。
高岡大仏は奈良、鎌倉と共に「日本三大仏」と言われていますが、
岐阜大仏など三大仏を名乗る場が多いため、定かではありません。

高岡大仏は1221年に源義勝によって二上山麓に建てられた木造大仏が起源とされ、
その後移転と幾度の焼失を経て、1933(昭和8)年に現在の銅造大仏ができました。

前回の現地学習会で訪れた山町筋の土蔵造りもそうでしたが、
1900(明治33)年の高岡大火による焼失で「火に強い大仏の再建」の声が強まり
高岡の伝統産業である銅器技術による再建が行われました。
そのため高岡の代表的な観光地だけでなく、高岡銅器の技術の結晶としても価値のある場所であります。

台座の内部には回廊がありますが、今回の学習会で初めて知りました。
回廊は、時計回りが順路だそうです。
つまり、入ってから左に曲がらなければならないということ。
私含め、右に曲がって反時計回りで進む人の方が、多いのではないでしょうか?
これは衝撃的でした・・・(笑)

また、2012年に誕生した高岡市観光大使キャラクター「あみたん娘」は、この高岡大仏がモチーフとなっています。







大仏様を案内していただいた後、大手口から再び古城公園へ。
大手口には、キリシタン大名・高山右近像があります。
現在放送中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では生田斗真さんが演じておりますが、
この高山右近は高岡城の設計を行ったという説があります。







鍛冶丸にある、高岡市立博物館。
こちらは1951(昭和26)年に高岡産業博覧会が開催された際に建てられた建物で、
元々は美術館でした。






明丸にある高岡古城公園動物園も同じく産業博覧会時に作られ、珍しい無料動物園として親しまれています。






動物園内には、高岡出身の藤子・F・不二雄さんら漫画家154人のレリーフを集めたブロンズ製モニュメント「絵筆塔」があります。






絵筆塔にはもちろん、ドラえもんの絵があります。





その後、築城時から残る三の丸の「民部の井戸」を案内していただき、
集合場所の小竹薮に戻り、2時間に渡る現地学習会は終了いたしました。

暑い中、案内してくださいました「やまたちばな」の皆様、本当にありがとうございました。





古城公園にしても高岡大仏にしても、幼少から行き尽くした感がある場所ですが、
今回こうやって案内していただいて、知らないことがまだまだあるんだなと思わされました。
特に大仏の回廊の順路と、古城公園動物園の絵筆塔は初めて知ってかなり驚きました。

まだまだ詳しいつもりになってはいけませんね・・・。



次回は現地学習会もいよいよ最後。瑞龍寺とのことです。
「徒歩」という交通手段を多用している人間としては、最後にして一番楽な場所だというのは観光ボランティアガイド養成講座の話には一切関係ありませんね・・・(笑)






そして、この古城公園・高岡大仏の現地学習会が終わった後、
市内飲食店で昼食中にかかってきた電話で、午後から隣県に連れ出された話は・・・。
このブログで書こうかどうか迷い中であります(笑)
ええ、一応「まちおこし」的なテーマも入っている話ではありますので・・・。
まあ書かないかもしれません(笑)




それでは、とりあえず今回の更新はこの辺で。



観光ボランティアガイド養成講座 山町筋・金屋町編(6/28)

前回の記事「観光ボランティア養成講座 伏木編(6/14)」




6月28日(土)。
観光ボランティアガイド養成講座の第3回目は、共に重要伝統的建造物群保存地区の山町筋・金屋町でした。

10時に山町筋観光駐車場に集合。
伏木の時はさすがに列車を使いましたが、今回は徒歩で行きました。
30分くらいかかりますが(笑)



集合場所・山町筋観光駐車場の隣にある山町筋防災施設の入り口付近。
土蔵造りの町並みの案内板がありました。





そして、その向かいには山町筋の代表的な家屋、重要文化財・菅野家があります。






今回の学習会は、2グループに分かれ、ボランティアグループ「あいの風」の皆様に山町筋を案内していただきました。
まずは、「高岡市土蔵造りのまち資料館」へ。
明治33(1900)年の大火後の復興によって作られた土蔵造りのまちの歴史や、
その家屋の構造等を学びました。

山町筋の土蔵造りの家は、外から見ることは多いですが、
中に入るのは初めてで・・・想像以上に大きくてびっくりしました。
あんなに大きかったんですね・・・。もちろん、資料館となっている家屋が山町筋でも特に大きいということもありますが。





資料館の見学を終え、山町筋の通りを歩きました。
これは初めて気づきました。「高岡郵便発祥の地」の碑。






そして、土蔵造りと並ぶ山町筋のシンボル、「赤レンガの銀行」こと富山銀行本店。
東京駅を設計した辰野金吾の監修で設計された建物です。

旧北陸街道の一部である山町筋は、かつては繁華街として栄えました。
現在は商業施設の多くが姿を消し、土蔵造りの住宅が多く並ぶ静かな通りとなりましたが、
赤レンガの銀行などの金融機関が多く残る風景は、繁華街の名残と言えるでしょう。







赤レンガの銀行の、道を挟んで隣には土蔵造りのスーパーマーケットがあります。




その後、高峰譲吉公園なども案内していただき、山町筋の学習会は終了。
金屋町方面へと歩きましたが、住宅地の細い路地を結構長いこと歩き・・・。

案内してくださったボランティアグループの方も仰っていましたが、
この徒歩はなかなかつらいものがありました(笑)
先日、御印祭の記事にも書きましたが、金屋町は行きづらさに大きな課題があるような気がします。





さて、金屋町に入り、ここからはボランティアグループ「町なみを考える藤グループ」の皆様に案内していただきました。



金屋緑地公園「高岡鋳物発祥地」の碑。
金屋町は、約400年前、加賀藩2代藩主前田利長が高岡の開町にあたり、
戸出西部金屋から7人の鋳物師を呼び寄せ、鋳物産業を始めさせた高岡鋳物の発祥地です。

金屋町ではまず、高岡市鋳物資料館を案内していただきました。
緑地公園と金屋町の石畳通りの間にある小さな資料館です。
館内では、資料館のスタッフの方に展示内容を説明していただきました。






こちらが、2012年に重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた、金屋町の千本格子の家並みです。
この美しい通りを歩いた後、金屋町に残る工房などを見学させていただき・・・







最後に、旧南部鋳造所・キュポラと煙突を案内していただきました。
こちらは現在パチンコ屋の駐車場にありますが、パチンコ屋駐車場の史跡というのもなかなか面白いなと思いました。




こうして、2時間半の現地学習会が終わりました。
ここからの帰りがまた大変だったわけですが・・・(笑)

山町筋や金屋町は、幼稚園や高校の近くだということもあり、普段から通る機会が多い場所でしたが、こうやって家屋の中まで見学させていただくのは初めてだったので、大変勉強になりました。
長い距離を一緒に歩いて案内してくださったボランティアグループの皆様、本当にありがとうございました。




また、この日の様子は、翌29日(日)の富山新聞朝刊にも取り上げられまして、私も写っておりました(笑)

次回は7月12日(土)、古城公園と高岡大仏ということで、また楽しみです。



戸出七夕まつり開催中(7/3~7/7)



(画像提供:高岡市)



「日本海側随一の七夕まつり」「日本で最も由緒ある七夕まつり」
「住民手作りのものとしては日本最大の七夕まつり」「日本一美しい七夕まつり」
などと形容される(出典:ウィキペディア)
戸出七夕まつりが昨日始まりました。
7日(月)まで開催され、明日明後日の土日は特にイベントが満載なので、
ぜひ戸出の美しい七夕をお楽しみください。







~イベントスケジュール~

3日(木)~7日(月)
たなっちょくん出没(商工会ステージ・商店街)

3日(木)(終了)
16:00・・・YOSAKOI戸出
19:00・・・児童クラブパレード

4日(金)(本日)
13:30・・・園芸講習会(商工会館3F)
15:00・・・戸出地区保育園児民謡踊り(商工会前広場)
18:00・・・ジュニアエアロビック(商工会前ステージ)
18:30・・・渡辺ゆみ子歌謡ショー(商工会ステージ)
19:00・・・華の会踊り①(町内各所)
19:30・・・よさこい 驚天導地ほか(商工会前ステージ)
20:00・・・トイデンジャーショー(商工会ステージ)
20:30・・・華の会踊り②(商工会前ステージ)

5日(土)
15:00~20:00・・・ゆかたDE七夕(シングル700円・ペア1,000円)(商工会館2F)
15:00~・・・ミニSL(1回1人100円)(北町カラー舗装通り)
17:30・・・戸出中学校吹奏楽部・社明パレード
(戸出西部小学校~町内~商工会館前~戸出コミュニティセンター)
17:30・・・Shining Kids(ダンス)(商工会前ステージ)
18:00・・・といでdeでいと(戸出地内飲食店)

松島工業(株)創立80周年記念イベント
18:00・・・ご当地アイドル IMZ(アイム・ゼット)(商工会前ステージ)
19:00・・・ご当地アイドル Vienolossi(ビエノロッシ)(商工会前ステージ)
20:00・・・おじさんバンド(商工会前ステージ)

6日(日)
13:30・・・なの花民謡会(といで座)
14:00・・・おじさんバンド(商工会前ステージ)
15:00・・・遊休品即売会(商工会前広場)
15:00・・・七夕コンテスト表彰式(商工会前ステージ)
15:30・・・高岡南高校吹奏楽部演奏(商工会前ステージ)
16:00~・・・ちんどん(商店街・商工会前ステージ)
16:30・・・夢来舞(といで座)
18:00・・・津軽三味線 中山孝志・安藤有希子(商工会前ステージ)
18:30・・・カラオケ大会(商工会前ステージ)
19:00~21:00・・・民謡踊り町流し





また、七夕まつり開催期間中は、JR高岡駅ならびにJR福岡駅から無料シャトルバスが運行されています。
遠方の方は、ぜひご利用ください。


・高岡駅瑞龍寺口発
14:30~19:30間の毎時30分発
(7日のみ13:30~18:30)

・福岡駅発~戸出経由~中田行き
13:00、15:00、17:00、19:00発

明日・明後日、金屋町で「御印祭」が行われます(6/19・20)

いよいよ明日・明後日ですね。
高岡の鋳物産業発祥の地と言われている、金屋町で、
6月19日(木)と20日(金)の2日間、「御印祭」が開催されます。

金屋町と言えば、今から約400年前。
加賀藩2代藩主・前田利長が、高岡の開町にあたり
戸出西部金屋から7人の鋳物師を呼び寄せ、鋳物産業を始めさせた地です。

前田利長の死後、命日である5月20日(旧暦)に利長を偲ぶ行事として、この御印祭が始まったとされています。

19日の前夜祭で行われる、鋳物師の作業民謡唄「弥栄節(やがえふ)」に合わせた踊りは、
御印祭の見どころのひとつとなっています。



また、今年は前夜祭にて、高岡市観光大使「あみたん娘」
金屋町の千本格子の家並みを背景に弥栄節を踊るオリジナル映像が放映される予定です。
映像にはカノンとセシルの2人が登場し、
金屋緑地公園と、ポケットパークに設置されるスクリーンで、19時から約2時間放映されます。



以下は、2日間の主な日程です。
お時間のある方はぜひ、お越しください。
なお、周辺に駐車場はありませんので、ご注意ください。






6月19日(木) ~前夜祭~

18:00・・・神輿のお迎えの儀(有磯神社)

18:30・・・御印太鼓(金屋緑地公園)

19:00・・・宵宮の儀(金屋町公民館)

19:10・・・奉納踊り(金屋町公民館)

19:20・・・前夜祭踊り(有磯正八幡宮~金屋町石畳通り)(21:30まで)

 20:00・・・(金屋町本通り[弥栄節保存会メンバー])(20分程度)

19:30・・・野外舞台(金屋緑地公園)



6月20日(金) ~御印祭~

11:00・・・祭典(金屋町公民館)

16:00・・・墓前奉納踊り(前田利長墓所)

17:00・・・奉納踊り(金屋緑地公園)

17:30・・・還御の儀(金屋町公民館)

観光ボランティアガイド養成講座 伏木編(6/14)

本題に入る前に・・・。

3月までほとんど(笑)私が更新しておりました、高岡市荻布学生寮古城会のブログ
ええ、こちらのブログをそっちのけで、荻布ブログばかりを書いておりました。
卒寮後もちょくちょく見ておるのですが、先日春の恒例イベント「合同ハイキング」の記事が更新されましたね。
「合ハイ」はもはや死語だと思いますが、男子寮女子寮合同で遠足するイベントです。
傍から見れば大変羨ましいイベントですね。実際のことはともかく(笑)

でも、今年は、ブログを読む限り本当に楽しそうな感じがしたので、良かったなと思います。
楽しい楽しい荻布寮、東京へ進学された際にはぜひ!!

公益財団法人 高岡市荻布学生寮(外部リンク)





それでは本題に入りたいと思います。

先月より、以前にもご紹介しました、「観光ボランティアガイド養成講座」に参加させていただいております。
初回は5月31日(土)に開催され、会議室での講演形式で高岡市の全体説明がありました。

そして、2回目からはいよいよ現地学習会が始まりました。
2回目は6月14日(土)。まずは伏木からです。
今回は、その伏木現地学習会について書きたいと思います。






10時に伏木へ行くために、8時36分高岡駅の氷見線に乗りました。
忍者ハットリくん列車でした。

で、着いたのは・・・。



伏木ではなく、終点の氷見駅。
そして、すぐに折り返して伏木に行きました(笑)

8時36分発の次の列車では、10時に間に合わない。
でも、8時36分発だと到着は9時前。
そのため、このような移動手段を選んだのでした。

氷見で折り返すと、伏木には9時半くらいの到着になりました。
着いてから、雨が・・・。



10時になったものの、雨はどんどん強まるばかり。
本当にひどい雨でした。
なんとか雨脚が弱まってから、受講生一行は伏木駅を出発し・・・。

今回は、伏木地区で活動されているボランティアグループ「比奈の会」の皆様に、伏木地区の観光地を案内していただきました。





まず案内していただいたのは、高岡市伏木気象資料館(旧伏木測候所)
1883(明治16)年、伏木港近代化の恩人・藤井能三らの手によって、日本初の私立測候所として設立されました。
その後、二度の移転があり、現在地に建てられたのは1909(明治42)年です。
また、私立から県営、国営に移管した後、1998(平成10)年に無人化されましたが
現在もこの場所で気象観測を続けております。

旧伏木測候所庁舎と測風塔は、2006(平成18)年に登録有形文化財の登録を受けました。

中には入りませんでしたが、藤井能三顕彰コーナーや、気象観測機器の展示などが行われているそうです。







続いて、伏木の代表的な観光地である「勝興寺」へ。

雲龍山勝興寺は、かつて瑞泉寺と並ぶ越中一向一揆の拠点として猛威をふるい
現在地に移った後も大寺院として整備され、重要文化財に指定されています。
写真は、ブレているのか、雨の影響なのかは分かりませんが
重要文化財の本堂です。

また、勝興寺は「七不思議」がある寺としても有名です。
もちろん、この七不思議も全て紹介していただきました。



~勝興寺の七不思議~
・実ならずの銀杏
・天から降った石
・水の枯れない池
・屋根を支える猿
・魔除けの柱
・雲龍の硯
・三葉の松





勝興寺の敷地は土塁で囲まれています。
雨でぬかるむ土塁を撮影しました。
向こうには、七不思議のひとつ「水の枯れない池」があります。





また、勝興寺は越中国府跡であるという伝承があります。
水の枯れない池のすぐ近くに、「越中国府」の碑があります。




本堂周辺を案内していただいた後、本堂も案内していただき・・・。
そして、土曜日でしたが、特別に平成の大修理中の大広間及び式台と、台所の工事現場も見学させていただきました。
滅多に見られない、文化財の改修工事の現場に感激いたしておりました。






そして、七不思議のひとつ「三葉の松」の葉をいただきました。
お財布に入れると、いいことがある・・・らしいです。





こうして、勝興寺を後にし・・・。



次に案内していただいたのは、伏木北前船資料館(旧秋元家住宅)
ちなみにお天気ですが、ご覧の通り。
勝興寺の途中から雨がすっかり上がり、むしろ暑いくらいの良いお天気になりました。

かつて北前船交易で栄えた伏木地区。その歴史を紹介した施設です。
また、高岡市指定文化財に指定されている旧秋元家住宅の秋元家は、
この地で古くから海運を家業とした旧家です。





伏木北前船資料館の一番の見どころは、望楼からの眺めです。
古い家屋の急な階段なので、上り下りは大変でしたが、海も山も近いので眺めは最高でした。
(写真は海も山も写っていませんが・・・)
とにかく、晴れてくれて良かったです。





こうして、2時間の現地学習会を終えました。
勝興寺は一度行ったことがありましたが、七不思議の全制覇は初めてでした。
また、平成の大改修の工事現場も見学させていただき、貴重な体験をさせていただきました。

そして、気象資料館と北前船資料館は初めてだったので、大変勉強になりました。
案内してくださった比奈の会の皆様、本当にありがとうございました。

楽しい現地学習会でした。
今後は、山町筋・金屋町、古城公園、瑞龍寺と現地学習会が続くそうです。
これからが楽しみです。







さて、帰りはどうしようか・・・。
最初は氷見線で帰ろうかと思っていましたが、やめて伏木駅を出発しました。徒歩で。
氷見線を渡り、小矢部川方面へ。



小矢部川西岸、大きな橋が2つ並ぶ場所。
右側が、伏木万葉大橋です。





2009年8月に供用開始された、伏木万葉大橋
小矢部川河口付近の伏木地区と吉久地区を結ぶ橋で、かつて「如意の渡し」が通っていたあたりを通ります。
河口付近で川幅も広いですが、伏木側から吉久側に向かって徒歩で渡りました。





橋の向こうに、違う橋がある光景。





橋から小矢部川河口を眺めます。





橋から河口の反対側を眺めます。
中越パルプなどが見えます。また、地久子川との合流点もあります。











伏木万葉大橋には4ヶ所、万葉集の歌碑が設置されています。






橋を渡り終え、吉久地区へ。






吉久から中伏木(伏木という名前が入っていますが、射水市です)まで歩き
万葉線の中伏木駅から、高岡駅に帰りました。
この時乗った電車は、射水市出身・立川志の輔師匠のアナウンスでした。







・・・というわけで、行き帰りも含めた、観光ボランティア養成講座の参加日記を書かせていただきました。
次回以降は高岡市中心部なので、移動に苦労をかけるなんてことはないでしょう(笑)

それではまた!



高岡駅前クルン地下街がフルオープンしました(6/1)

本題に入る前に、「今更」な写真を色々アップ。





5月19日(月)からの1週間、BSプレミアムの人気番組「にっぽん縦断 こころ旅」
俳優の火野正平さんが、富山県を旅しました。
(収録はその1週間前だと思われます)
20日(火)の放送では、なんと私の母校でもある高岡市立博労小学校の屋上から見た
清水町配水塔資料館の風景が「こころの風景」として取り上げられました。
博労小学生にとっては馴染み深い「水道塔」。私はこの目の前が小学時代の通学路でした。
まさに「こころの風景」です。
番組で取り上げてくれて、本当に嬉しかったです。







そして、ずっとアップしようとしていた、砺波市・夢の平展望台からの、砺波平野の風景。
砺波平野と言えば、散居村の風景。
特に田んぼに水が張られる5月が見頃なので、毎年行っています(笑)







さて、今回の本題に入りますが・・・。
当時引っ越し間際でバタバタしていたので、このブログではお伝えできませんでしたが、
3月29日(土)、高岡駅前・新ステーションビル「クルン高岡」がオープン。
それと同時に、新しい地下街も一部分のみオープンしていましたが、
6月1日(日)、残りの部分も含めてフルオープンを果たしました。
同日に行われたオープニングイベントでは、女優の風吹ジュンさんが登場するなど大いに盛り上がりました。

また、その2日前の5月30日(金)、高岡駅工事のため2012年5月より一時的に撤去されていた大伴家持像が、少し場所を変えて再設置されました。
これで、10年程に及んだ高岡駅の整備は、ほとんど終了したことになります。
(あとは駅東の自転車駐車場の整備くらいでしょうか)
高岡の「顔」は、完全に生まれ変わりました。





5月30日に再設置された大伴家持像(5月31日撮影)







そして今回は、6月1日にフルオープンしたクルン高岡地下街の様子もご紹介します。
(全て6月3日撮影)





地下街案内マップ。
マップ左側のメインルートが、3月29日にオープン。
ピンク色で塗られた店舗は同じく3月29日にオープンしました。
6月1日にオープンしたのは、マップ右側の部分。
青く塗られた場所も、今回オープンしました。






なんとなく路面に境目がありますが、その境目より向こうが6月1日オープン部分。
右側には「アートギャラリー」や「勉強カフェ」が、奥には「多目的ルーム」があります。
アートギャラリーは、残念ながら火曜日が定休でした。






6月1日にオープンした、「勉強カフェ」
北陸初となる、社会人向け有料自習室です。
この日もお客さんが結構いました。





6月1日オープン部分。「アートの路」。
御車山のモザイクパネルが展示されています。





同じく、「アートの路」。
柱の下の床には、御車山の車輪をイメージした模様が描かれています。





3月29日にオープンしたメインルートから、6月1日にオープンした「アートの路」を眺めました。





整備前の地下街は商業施設が中心でしたが、長年空き店舗が目立っていました。
今回の整備によって新しくなった上、公共スペースの割合が大きく増えたので、とりあえずかつての閑散とした感じはなくなったと思います。

ただ、末広通り側から駅に向かう歩行者のメインルートが地下ではなく、
人工デッキや万葉ロードに繋がる2F部分に移ったため、地下の人通りは更に減る可能性もあります。
だから、依然として心配な部分も多いですね・・・。
今後、地下街も盛り上がってくれたらなと思います。